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今回の合宿では、多くの人たちとのすばらしい出会いがありました。 訪問先の皆様、案内人を務めてくださった藤井さんをはじめ、多くの方にお世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。 ★事前資料
<ゼミ合宿のお知らせ>期 間2005年9月8日(木)〜10日(土) 2泊3日場 所熊本県小国町/美里町/熊本市日 程第1日(9月8日)
第2日(9月9日)
第3日(9月10日)
合宿関連 訪問先のURL集●熊本県(地図) 熊本空港 → 小国町 → 美里町 → 熊本市 → 熊本空港 の順にレンタカーで移動します。 熊本空港は、熊本市の西、菊陽町と益城町の町境にあります ●小国町 「悠木の里おぐに」に案内 「おぐに自然学校」 の関係者と会って交流します。 宿泊予定施設は「木魂館」 (もっこんかん)です。 小国町(地図) ※上記URLは圧縮なので、「http://〜〜に移動しようとしています」という確認画面が出たら、「上記URLに移動する」をクリックしてください。 ●阿蘇山周辺(地図) 阿蘇山周辺で自然体験する予定です ●美里町 観光案内のページに宿泊先や観光名所などの紹介があります。 「安らぎ交流体験施設 元気の森かじか」 関係者に会って話を聞く予定。施設を実際に運営しているのはNPO「元気の森」。自然体験ができるようです。 宿泊予定施設は家族旅行村「砥用」(ともち)で、バンガローやケビン、常設テントなどがあります。 美里町(地図) ●熊本県県民交流館パレア NPO・ボランティア協働センター 熊本市手取本町にある施設。NPOセンターの関係者との交流を予定しています。 熊本市(地図) 熊本県県民交流館パレア付近(地図) ゼミ合宿事前学習関連参考資料2005.7.1 【民間委託・アウトソーシング・指定管理者制度】
【NPO-行政の協働とそのシステム化】
☆報告 第1日
熊本空港に到着。レンタカーに乗って小国町へ出発。途中で売店に寄って周りの壮大な景色を見ながらアイスクリームをみんなで食べました。 昼食は「ぴらみっと」というレストランで食べました。ここでは地元の特産を使った料理を食べることができます。多くの人が食事をしていました。
小国町は杉の産地であり、様々な所に利用されています。この町には、その杉を用いて作られた大型木造建築物が存在します。ゆうステーションや、小国ドームなどです。 このような大きさの木造建造物は当時は建築基準法で規制されていました。しかし、町の人たちはあきらめず、この杉を筑波大学に持ち込んで、スチール建材と同等の耐久力があることを立証し、認可を受けることができました。その際、杉を骨組みとして使う方法としてトラス構法と言う特殊な方法が用いられました。ゆうステーションはバスセンターとして特産物の販売や地域の情報を紹介していています。観光客や地域の人たちが様々な情報を得ることができます。
小国ドームは小国らしい体育館でスポーツのほかにコンサートなどのイベントにも使用されています。九州の高校やVリーグのチームの合宿に利用されました。木造立体トラス構法の天井空間は、日本最大級として全国から注目を集めています。故郷に関心を持ち、誇りを持ってもらうために建築の際に使用した木材に小、中学生に名前を書いてもらったそうです。
木魂館において町長にお話を伺いました。小国町の町づくりは杉などの地域資源を活用したものでした。これからはさらにこれに加えて杉のブランドを高めることで都市に売り込もうとしています。今住んでいる人の生活の充実はもちろん、地域外の人にも来てもらえるような魅力的な町を目指しているそうです。
木魂館での夕食は地元の特産を使った料理を食べました。豚のしゃぶしゃぶやピザなど様々な料理をいただきました。特にほうれん草は生で食べてもおいしかったです。地元の人とも交流することができて、とても有意義な時間を過ごすことができました。
★報告 第2日
小国町を出発(レンタカー)→ 阿蘇山周辺観光→「元気の森かじか(美里町)」訪問(経営者の方へ質疑・意見交換)→地元の方との交流会(夕食)→宿泊は「元気の森かじか」
「元気の森かじか」にて 大自然の中にあり、生活体験をベースとし、4つの体験活動と自主活動をサポートする場である。4つの体験活動とは、「農村体験」・「食育体験」・「自然体験」・「創作体験」である。自然の中で、暮らしを基本としていろいろな体験をし、元気が広がる、「かじか」とはそんな場所である。 また、指定管理者制度によって、実際に公的施設を運営している「かじか」経営者のかたのお話を聞くことができた。施設の概要から、現在の利用状況、そして今後の課題等いろいろな話をしてくださった。また、藤井さんが具体的な数字を使って行政からの補助金や委託金、そしてそれに対する「かじか」の運営費用など様々なお金の流れを説明してくれた。 「かじか」には、「キッチンかじか」と呼ばれる料理を提供するスタッフがいて、こちらの方々は地域のお母さんたちで構成されている。この「キッチンかじか」は「元気の森かじか」とは経営上は別の組織になっていて、「元気の森かじか」は場所を提供しているだけ、ということになっていてこれが経費削減においてとても効果的だそうだ。 藤井さんのお話をもとに、「かじか」の経営者の方と意見交換をした。今後の戦略についてグループで意見をまとめ発表していった。中には、実際に経営者の方がお考えになっていた策もあったそうで、有意義な時間を過ごすことが出来たように思う。 その後、近くの温泉に行った。帰ってきて地域の方との交流会をした。貴重な話を聞くことが出来たし、美里町の他の話もしてくださって個人的に面白かった。
「阿蘇山周辺観光」 小国町から、「元気の森かじか」がある美里町に向かう途中、阿蘇山周辺を観光した。大きな 湖がある高原のような所と、阿蘇山の火口丘を見て回った。高原のほうは、馬がいて乗馬体験も出来た。阿蘇山火口丘は「ここ日本?」と思うくらいインパクトが強く、ただただ見とれてしまった。
木魂館を出発
湖で遊ぶ
湖にいた馬
阿蘇山観光
阿蘇山の火口
かじかでディスカッション
夜の食事会
☆報告 第3日
3日目は、県NPO・ボランティア協働センターのある熊本市に移動しました。くまもと県民交流会パレアはNPO・ボランティア活動、男女共同参画社会づくりに関する活動、生涯学習活動、就業支援などの県民の人たちの自発的で主体的な様々な活動を支援する拠点施設で、会議室やホールの貸し出し、情報提供や相談業務などを行っているところです。パレアについて、活動状態や利用者数についてお話を聞いて意見交換をし、その後で施設を視察しました。この施設には、車椅子の人でも使いやすいように低い位置のカウンターやコンセントなど様々なところにユニバーサルデザインが活かされています。
お昼は、藤井さんお勧めの熊本のおいしいラーメンを食べました。午後は自由行動をとり、各自、熊本市内を見て歩いて楽しんでいたようです。3年生は、藤井さんの車に乗り込み熊本城へ行きました。熊本城は加藤清正で有名です。黒かったのがとても印象的でした。城内の各階の展示を見て周り、一番上の展望台からは熊本の町が一望できすばらしい眺めでした。門には昔の侍の格好をした人が立っていてみんな興味津々でした。このように、それぞれ楽しく有意義な時間を過ごしました。
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