小関ゼミ
非営利組織・社会的企業による地域課題解決
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2024年度の活動

合同ゼミ発表会を開きました(12月15日)

今年度は都合により立教大学のゼミが参加できませんでしたが、3年小関ゼミは今年、3年大高ゼミ(政治経済学部)とともに合同発表会を 開きました。
小関ゼミの3年生は今年度、テーマパーク、コンパクトシティ、エンタメをそれぞれテーマとする3つのグループに分かれ、調査研究を 続けてきました。各グループはいずれも、これまでの調査研究の集大成として、熱のこもった良い発表でした。
対する大高ゼミは協同組合学のゼミで、今年は江東区豊洲地区のワーカーズコープを事例に、地域のコミュニティづくりの取り組みに着目 して本格的な調査研究を行ったそうです。ふだんのゼミ活動やレクリエーション、大高先生の温かい人柄なども伝わってきました。
発表の前後には交流会を開き、イントロクイズやジェスチャーゲームなどで楽しく盛り上がりました。
大高先生、各ゼミの学生の皆さん、日曜日にもかかわらず参加していただきありがとうございました!



高木睦美さん・岡ア七海さんをゲストにお招きしました(12月10日)

昨年に引き続き、一般社団法人ロケツーリズム協議会事務局の高木睦美さんと岡ア七海さんを2年生のゼミのゲスト講師にお招きしました。 高木さんは(株)地域活性プランニングで専門誌『ロケーションジャパン』の編集に、また岡アさんは同じく(株)地域活性プランニン グでウェブサイト「ろけなび!」の運営に携わっておられます。 観光資源が乏しい地域にも、ロケツーリズムを通して観光客を呼び込み、やがてはその地域のファンを増やしていくというロケツーリズム 協議会は、15年にわたる活動の実績を通して、ロケツーリズムの甚大な経済効果を打ち立ててきました。 私たちにとって身近な映画、テレビドラマ、コマーシャル、情報番組が、地域活性化の有力な手段になるというのはすごいことですね。 高木さん・岡アさんには、学生を終始惹きつけてやまない魅力あふれるトークで、講義を盛り上げてくださいました。ありがとうございました。

ゼミ生の記録・感想
今回のゲスト講義では、地域活性プランニングの木睦美様と岡ア七海様をお招きし、ロケツーリズムについてお話を伺いました。 近年、テレビや映画などをきっかけにした「ロケ地巡り=聖地巡礼」が旅行先の決定に大きく影響するトレンドとなる中、ロケツーリ ズム協議会では、ロケ地を観光資源として活用し、地域の魅力発信や観光誘致などの地域活性化に繋げる取り組みに力を入れているそう です。
ロケツーリズム成功の秘訣は、制作側と地域側が Win-Win の関係になるようなマッチングであるとのことで、両者の契約においては、 トラブル回避のためにも三種の神器ともいえる「ヒアリングシート」「撮影契約書」「権利処理確認書」が非常に重要であることを詳し くお話頂きました。これらを活用することで、地域住民の不安を取り除き、円滑な撮影環境を維持できるそうです。責任や権利を明確に し、地域側も制作者側も互いに信頼し合える関係を築くことの重要性がよく伝わりました。
ゼミ生に配布していただいた『ロケーションジャパン』という雑誌にもたくさんのロケ地が紹介されていましたが、特別何もないところ でも、ロケ地になることによって日常の風景も観光資源になるという点も素敵だと感じました。例えば、連続ドラマにおける「○○ロス」 という言葉の発端になった『あまちゃん』のロケ地である岩手県久慈市が、放送終了後 10 年以上経過しているにもかかわらず、いまだに愛されるワケについても教えていただきました。近隣市町で連携し、官民一体となってロケ地マップやあまロスを癒すヒーリングツアー、コンサートなどの人を呼び込む工夫を継続して行っているそうです。ま た、地域住民の「あまちゃん愛」がおもてなしにも表れ、国内外問わずリピーターを増やしていることも印象的でした。
さらに、ロケツーリズム協議会では、ロケ地以外の観光スポットの楽しみ方やグルメの紹介をするなど、その土地の風景と食を堪能し、 おもてなしに触れることでその地域のファンになってもらうということを大事にされていることが良い結果につながるのだと感じました。 裏話として、日本国内でも海外という設定で撮影している場所があるという話 や、雑誌の表紙の俳優への出演料は無料というお話には ゼミ生からも驚きの声が上がり、とても興味深かったです。私自身も映画やドラマ鑑賞が趣味なので、これから旅先を決める際は 『ロケーションジャパン』を参考にし、積極的にロケ地巡りやその地域の魅力を発見し、周りの人に広めていきたいと思いました。




よい仕事おこしフェア2024を見学しました(12月3・4日)

例年、東京ビッグサイトで開催される「よい仕事おこしフェア」。城南信用金庫が事務局を務め、全国の信用金庫が得意先のものづくり 企業500社以上を一堂に集め、年に一度の大商談会を開いています。
もともと、この一大イベントは東日本大震災の被災企業を支援する趣旨で始まったこともあり、今年のフェアは北陸応援を前面に掲げて いました。今年の元旦に能登半島で起きた地震の被災企業を支援するため、石川県の特産品を威勢よく売っていました。
ゼミの2年生も参加し。場内を楽しく見学してきました。食べ物もあれば伝統工芸、金属加工、動力機、大学の産学連携など実に多種多様な 企業がブースを並べていて、熱気とにぎわいにあふれた会場内で、とても全部を見切れないほどでしたが、こんなものを作っている企業が あるんだなぁと感心しきりでした。
私が今度、海外に手土産を持参するときは、輪島塗の小物を持っていこうと思います。



岩瀧敏昭さん・伊藤直子さんをゲストにお招きしました(11月26日)

地域ブランドや地域活性化の活動をライフワークとする、大阪大学大学院公共政策研究科の岩瀧敏昭さんと、薬樹ウィル株式会社の伊藤直子さんに ゲスト講師としてお越しいただきました。
岩瀧さんは2023年度まで、経営学部の客員教授・兼任講師として「地域活性化論」などを担当していただきました。
ゲスト講義では、地域がどうなれば活性化といえるのかを問いかけ、地域活性化活動の形成過程やフレームワークを示していただきました。
これによって、単発のイベント開催だけで地域活性化が成功したと言えるわけではなく、らせん状に発展し続ける過程なのだと理解できました。
岩瀧さんが永年支援を続けている阿蘇地域での活動についても、コロナ禍での苦境を乗り越えたエピソードや、火山の噴火の脅威などを詳しく お話しいただきました。最後には、謎かけとして「古池や蛙飛び込む水の音」はどういう音なのか?を考えるようにという「宿題」も出されました。
カエルが池に飛び込む音って、いったいどういう音なんでしょうね? 「ポッチャン」ではないらしいです。ウーム……??
伊藤さんには、「保険調剤薬局におけるソーシャルへの取組と地域でのヘルスケア事業の課題」として、薬樹によるソーシャルへの取組の ご紹介と、薬局事業の地域課題(かかりつけ薬局の促進、人材確保と育成)をお話しいただきました。薬局や薬剤師が都市に偏在し、地方では 不足が深刻化しているとのこと。これも地域活性化と深く結びついた課題ですね。
貴重なお話をいただき、ありがとうございました!

ゼミ生の記録・感想

今回のインタビューでは、岩瀧敏昭様と伊藤直子様からお話を聞かせていただきました。伊藤様からは薬樹株式会社のソーシャルへ の取り組み、保健調剤薬局の地域課題について、岩瀧様からは主に地域活性化について学ばせていただきました。
 薬樹株式会社のソーシャルへの取り組みは「健康さんじゅうまる」コンセプトとして、健康とは個人だけでなく地域社会、自然環境が 満たされた状態を指すとし、「健康ナビゲーター」としての役割を果たすことを目指す。「クスリ屋さん」という「モノ売り」からの 脱却を図ろうとチャレンジしているそうです。薬樹ウィルの活動では、障がい者雇用を通じて「分け隔てのない社会」の実現を目指し 、清掃や物流支援以外にも、調剤アシスタント育成などを展開しており、活動には多様な才能を持つメンバーも参画しているとのこと です。また、保健調剤薬局の地域課題としてかかりつけ薬局の推進をしているが、地域における自宅近くのかかりつけ薬局は立地的に 、地域では家が点在しているためなかなか難しいそうです。それに加え、多くの薬剤師がキャリアを積むために都市に偏在している問 題があるそうです。
 次に地域活性化活動のプロセスについては初期段階として、課題の明確化や必要な連携構築を進め、既存のネットワークの拡張や強化 を図るとともに、専門家を交えた具体的な実現計画を立案し、活動の拡大と資金確保、新たな連携形成に進むそうです。一般的な地域 活性化のフレームワークのイメージとして行政やNPO、大学といった地域団体が主体となり、企画・提案を通じて地域資源を活用し、 実施・評価を経て地域価値を向上させ、持続可能性を実現します。端的にまとめましたが、実際はさらに細分化されているため、一筋 縄ではいかないでしょう。
 伊藤様には薬株式会社の包括的な取り組みが紹介していただき、「健康さんじゅうまる」という広範囲の健康概念を核に、従来の「薬 局」の枠組みを超えて社会課題解決に取り組む姿勢は革新的と思いました。また、障がい者雇用や学びの場の提供に重点を置く点は、 多様性の尊重と持続可能性を目指す姿勢を感じさせます。岩瀧様には地域活性化の実践的なプロセスを詳細にご教授していただき、課 題発見から評価までの一貫した流れが非常に論理的で、地域資源を最大限に活用しながら、他地域への展開を視野に入れている点が特 に印象的でした。どちらの活動も社会への貢献意識が高く、今後の発展、将来性が期待される内容だなと感じました。



福本雅之さんをゲストにお招きしました(10月29日)

公共交通政策を専門とする福本雅之さんを、2年ゼミのゲスト講師にお招きしました。福本さんは、 名古屋大学大学院環境学研究科 の特任准教授で、また 合同会社萬創社の代表取締役でもあります。 モータリゼーションや地方の過疎化・人口減少に伴い、地方公共交通が次第にやせ細ってきています。過剰なまでに自動車に頼る社会が 環境問題や交通弱者、高齢者の交通事故、交通機関の経営難など様々な問題を引き起こしているなかで、公共交通はどうあるべきなので しょうか。
福本さんには、公共交通機関の存在意義をわかりやすくお話しいただきました。 首都圏に暮らしていると、公共交通機関が網の目のようにはりめぐらされていて便利さを享受しており、地方の交通問題が実感を伴って 感じられません。そのため学生にはちょっと難しいテーマだったようですが、福本さんのお話はとても重要な視点を与えていただき、 貴重な機会となりました。

ゼミ生の記録・感想
 
今回のゲスト講座では、合同会社萬創社の代表社員として活動し、名古屋大学大学院環境学研究科客員准教授である、福本雅之様に お話をお伺いしました。公共交通に関するお話を中心にお話していただき、現在の公共交通が抱える問題や、福本先生が過去どのよ うにして交通問題を解決したのかなどを教えていただきました。
 外出人口の減少、バスなどの公共交通機関におけるドライバーの減少および高齢化、交通会社が抱える赤字など、現在の公共交通機 関では多くの問題を抱えています。その代わりに車を利用するにしても、車の家計負担の大きさや都市部の渋滞問題など、抱える問題 は多くあり、解決が難航しているそうです。地下鉄などの交通機関は輸送力が非常に高い反面、開通にかかるコストが莫大であるとい うデメリットがあります。LRT(ライトレールトランジット)やBRT(バスラピッドトランジット)などの公共交通は、日本ではまだメジャ ーではないものの、コストが地下鉄等に比べ格段に少ないというメリットがあり、新しい公共交通の形を模索していくことが求められ ているのではないかと感じました。
また、地方では、公共交通機関が都市部ほど発達していないという点から抱える問題が多くあります。高齢者は運転したくないのに運転 しなければ生活が難しいという現状に加え、通勤や通学での車送迎が家庭内でシャドーワーク化し、母親の負担が大きくなり、そのよう な母親の姿を見た子供たちは都市部へと出ていくという悪循環が、地方部に大きな懸念を抱かせていると実感しました。
このような交通が抱える問題は、私たちの日常的な行動の改善によって解決することは難しいものの、様々なアプローチから解決に近づ くことが可能ではないかと感じました。新たな社会問題を発見することができたため、この気付きを大切にしながら、今後のゼミ活動に 生かしていきたいと感じました。

 

廣水乃生さんをゲストにお招きしました(10月15日)

茨城県笠間市の「NPO法人友部コモンズ」の共同代表 である廣水乃生(ひろみず・のりお)さんを、2年ゼミのゲスト講師に お招きし、「地域活性化とSX:自分が生きる未来をソウゾウしよう」と題して、お話していただきました。
友部コモンズは、お金や利益最優先の価値観が、環境を壊したり、生きづらい社会を作っているのではないかという考えから、 そこから少し距離を置いて、お金に頼り過ぎずに、生活に必要なものをできるだけ自分たちで作ってみようという試みだそうです。
廣水乃生さんはNPO法人の代表のほか、ADS株式会社代表取締役として、 コミュニティ・ファシリテーションの実践・普及に努めて おられます。
廣水さんは、ゼミ生の質問に丁寧に答えていただきながら、学生がやりたいことに勇気をもってチャレンジすることの重要性を熱く 語りかけていただきました。また、友部コモンズで活動している茨城大学学生の横山さんにも来てもらい、NPOでどんな 活動をしているのか、何に興味があるのかを話してもらいました。
廣水さん・横山さん、大きな刺激をありがとうございました!

ゼミ生の記録・感想
NPO法人友部コモンズ共同代表理事/ADS株式会社代表取締役の廣水乃生さんをゲストに招きました。
資本主義社会では効率的・合理的な行動を優先するあまり、環境や人権への悪影響などを考えられなくなってしまう問題があります。 森林などの共有財の管理問題はその一つです。NPO法人友部コモンズでは、そのような問題を地域の主体性を基盤とし、生物多様性、 経済、食糧のシステムの改善を行い、共有財を自治するために活動しています。
今回は地域活性化に関してのみならず、「行動力」の大切さを学ぶことができました。廣水さんの生い立ちを拝見した際、さまざまな 役職が同時進行しており驚きました。しかし、そのような多様な経験が今の活動にしっかりと繋がっているのを見ると、リスクを十分 考えつつ挑戦し継続的な行動により得た知識の大切さを感じました。また、より多くの人に地域問題に参加してもらうためにはどう すべきかという質問に、感じとることが大切であり、その問題を認識してもらい、共通言語をつくり、対話するという積極的な プロセスを踏むという回答からも常に行動し続けることの大切さを学びました。



チームビルディングを楽しみました(7月9日)

「マシュマロ・チャレンジ」という、チームビルディングのゲームがあります。皆さんは、やったことがありますか?
パスタとマシュマロを組み合わせて、最も高いタワーを作れば勝ちです。
18分間の制限時間内で、チームが戦略を立てて効率的にタワーを作ります。
優勝チームは見事、商品をゲットしました!



2年生の歓迎会を開きました(6月26日)

今年度の演習入室試験を経て、入室が決まった2年生は14名です。
皆さんこれからよろしくお願いします!
3年生が、2年生の歓迎会を開いてくれました。お互いの人となりがわかって、距離が縮まりました。
楽しいひとときをありがとう。



3年生:ワールドカフェをしました(6月11日)

ふだんはチーム単位で話しあっていますが、チーム内の議論だけでは行き詰まってしまうこともあります。
チームの枠を超えて、互いに相談し、アドバイスをするため、ワールドカフェを開きました。
模造紙を広げ、ポストイットを貼ったり、サインペンで思いついたことを書き出したりして、自由に発想を広げることができました。



ボーイスカウト日本連盟の山田哲司さんをゲストにお呼びしました(5月14日)

3年生のゼミで、経営学部公共経営学科卒業生の山田哲司さんをゲストにお呼びし、お話をしていただきました。
山田さんは、大学進学時に"社会"に関心を持ち、公共政策学科で学びたいと考えて入学したそうです。
就職活動の際にも、社会に役立つ仕事がしたいという動機で、先輩の影響もあり、数ある選択肢の中から非営利組織を就職先に選びました。
それが公益財団法人ボーイスカウト日本連盟でした。
まさに公共経営学科を体現したような方です。たまたま先日、あるところで偶然お目にかかり、ゼミで後輩を激励してほしいとお願いしたところ快諾いただきました。
ボーイスカウトは、名前は知っているが、どんな活動をしているのかと問われると、知っているような知らないような…。
山田さんには、ボーイスカウトとは何か、から始まって、公益財団法人が企業とどう違うのか、日本連盟という組織がどのような仕事をしているのか、 さらには仕事のやりがい、職場の雰囲気など幅広い内容を、わかりやすく解説していただきました。つい笑ってしまうようなエピソードもふんだんに交えておもしろくお話しいただいたので、あっという間に 時間が過ぎてしまいました。最後には、後輩の学生への熱いメッセージもいただきました!
非営利組織に就職するというと、なかなかイメージがわきにくいかもしれませんが、今回の山田さんのお話から、なるほどこういう働き方・生き方もあるんだということを具体的にイメージできました。
本当にありがとうございました!



年度初めの懇親会(4月30日)

今年度の新3年生です!これから2年間、一緒にがんばりましょう。よろしくね。
4月末に、年度初めの懇親会を開きました。楽しく盛り上がりました!



2023年度の活動

3年生活動報告書ができあがりました(1月24日)

3年生が1年間、グループで調査研究をしてきた成果をまとめた報告書が、このたび完成しました。
PDFファイルと冊子の両方を作成しました(PDFファイルはフルカラー)。
インタビューなどでご協力いただいた方々に、深く御礼を申し上げます。



横須賀西海岸体験たび推進協議会の皆さんによる事前学習会(1月9日)

2年生のゼミ合宿は「横須賀西海岸の体験たび」を予定しています。
それに先立ち、体験たび推進協議会の役員の皆さんによる事前学習会(オンライン)を行いました。
推進協議会会長の山田利一さん、副会長の市村美幸さんと泉澤早苗さん、事務局長の龍崎定夫さん、事務局を務めるJTB横須賀支店の歳常拓也さんから、 体験たびの趣旨やこれまでの活動実績についてご紹介いただいた後、学生の質問に対して丁寧に説明していただきました。
学生からの質問が多かったので、予定していた時間を超過し、事務連絡は後回しとなるほどでした。ありがとうございました。
横須賀といえば、米軍基地や海軍カレーといった観光イメージが強いですが、それは横須賀市のごく一部分に過ぎません。
横須賀市の西側(相模湾側)は静かな農漁村で、海岸には漁港が並んでいます。この西海岸地区は知名度が低く、多くの観光客を呼び込むような 目玉の観光施設は何もありません。しかし、相模湾越しに富士山を眺望できる景色に恵まれています。それに、住民の方々の熱い地域愛があります。
目玉の観光施設がない、いわば「普通の」地域に、いかに外から人を呼んできて、「関係人口」を増やすか。これはロケツーリズムの趣旨とも 通底するものですが、これからの日本が目指す観光の姿ではないかと思うのです。
横須賀西海岸体験たびは、自治体のトップや大企業がトップダウンで、多額の資金を費やして始めた事業ではありません。住民の方々によるボトムアップの 事業で、それをJTBが側面支援しています。こうした住民主導による民民連携の事業にこそ、観光の希望を見出せるように思います。
受け入れて下さる家庭の方々と学生との心温まるふれあいの機会を、楽しみにしています。



ロケツーリズム協議会の高木睦美さん・岡ア七海さんにゲストとしてお越しいただきました(1月9日)

映画やドラマ、コマーシャルなどの撮影場所(ロケ地)を旅する「ロケツーリズム」。ロケツーリズムの促進を通して地域活性化を図っているのが 一般社団法人ロケツーリズム協議会です。
今回は、ロケツーリズム協議会事務局の高木睦美さんと岡ア七海さんに、ゲストとしてお越しいただき、お話しいただきました。
大好きな映画やドラマの舞台となった場所に訪れて、主人公になりきって写真を撮りたい。話題になったTVコマーシャルの場所を見て楽しみたい。
そうした人々のニーズをうまく汲み取って、その地域の「関係人口」を増やす取り組みを、ロケツーリズム協議会は全国各地で展開しているそうです。
自治体、映像制作会社、地域住民といった関係者をつないで、Win-Winの関係を築き上げていく。その取り組みはしっかりとした原則と手法に もとづいているからこそ、多額の経済効果をたたき出し、着実に成果を挙げているのだということが、よくわかりました。
「何もないまちが、聖地に!」という、協議会のキャッチフレーズに心を惹かれます。目玉の観光施設がない地域に人を呼ぶ方程式を、日本は今こそ必要としているのでしょう。
高木さん・岡アさんが中心となって編集している、ロケツーリズム専門誌『ロケーション・ジャパン』を学生に配布していただいたほか、 豊富な資料を提供していただきました。ご協力に深く感謝申し上げます。
【学生の感想文】



  ↑『ロケーションジャパン』2023年8月号10月号をいただきました。
ドラマの魅力を、地域の魅力にうまくつなげているな〜と感心します。思わず行ってみたくなる、すてきな写真が満載の一冊です。



無茶茶園の大津清次さんにゲストとしてお話しいただきました(12月19日)

愛媛県西予市明浜で先駆的な農業と地域づくりに取り組む地域法人無茶茶園代表の大津清次さんをゲストに迎え、無茶茶園による 多彩な取り組みの歴史と現状をお話しいただきました(オンラインでの講演)。
もともと無農薬有機栽培の"無茶な"実験として始まった無茶茶園の事業が次第に発展して、消費者・生協との提携や、漁業・真珠生産との つながり、高齢者福祉事業、さらには観光事業にまで広がっており、ベトナムにも事業が進出していることを学びました。
当初は無農薬有機栽培から始まった無茶茶園ですが、近年ではカメムシなど病害虫の被害が深刻になり、一定の農薬を使用して病害虫被害を 防ぐ方針に切り替わったことは、近年の気候変動の影響を改めて感じながらも、驚きをもって受け止めました。
今年は地方の過疎の問題に関心を持つ学生が多く集まっていましたので、無茶茶園のあくなき挑戦の姿は学生に強い印象を残した ことと思います。ありがとうございました。
【学生の感想文】


3年生の合同発表会を開きました(12月16日)

立教大学藤井ゼミ・原田ゼミ、明治大学大高ゼミ・小関ゼミの4ゼミ合同発表会を、明治大学駿河台キャンパスで開きました。
働き方の問題、地域活性化、若者・女性の生きづらさの問題など、研究テーマは様々でしたが、それぞれ学生さんが真摯にテーマに向き合い、 調査や議論を重ねて、この日の発表に臨んだということがよく伝わってきました。
小関ゼミ3年生は4班に分かれ、それぞれのテーマについて短時間で発表しました。これまでに調べた内容はたくさんありましたが、 発表できたことは時間の都合上、そのエッセンスだけでした。それでも、重要な点はしっかり伝わっていたと思います。
・ミッフィー:若者・女性の生きづらさの問題とその対策
・日本の特食なるほどザワールド:日本の食文化を海外に発信・展開
・チーム蹴球:サッカーなどの球技を若者・ファミリー層に普及
・DMO:デスティネーション・キャンペーンによる観光客の誘致
いつもは自分たちのことしかわかりませんが、合同発表会を通して、他のゼミの人たちが何を研究しているのかを広く知る機会も大事だなと思っています。
発表会の後に続けて懇親会を持ち、クイズ大会を楽しみました。準備・進行をしてくれた大高ゼミの皆さんに感謝です。ありがとう!



2・3・4年合同忘年会を開きました(12月5日)

ゼミ2年生から4年生まで一堂に会した忘年会を、新宿で開きました。
学年を越えての忘年会は、ゼミ始まって以来の画期的な試み。企画してくれた各学年のゼミ長さん、ありがとう!
楽しいひと時を過ごすことができました。


Chance For All (CFA) の中山勇魚さんにゲストとしてお越しいただきました(11月28日)

民間学童保育の「CFA Kids」や、子どもの居場所「駄菓子屋irodori」など を運営する特定非営利活動法人Chance For All(CFA)
今回は、CFA代表理事の中山勇魚さんをお迎えし、日本の子どもを取り巻く現状・問題と、CFAによる学童保育や居場所づくり などについて、詳しくお話をうかがいました。
民間学童というのはあまり聞き慣れない存在かもしれませんが、民間だからこその縛られない自由な運営や保育ができているのでしょう。
CFAは「生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現」をビジョンに掲げています。
そうした理想を口にするのは簡単でも、実現するのはこの上なく難しい。中山さんは一つ一つ着実に困難を乗り越え、形にしてきました。
しかも現状に満足せず、新たに学会を設立したり、学童保育の指導員を育成したり、社会運動に関わったりと、活躍の場を広げておられます。
お話をうかがいながら、中山さんはご自身も若い頃にかなり苦労をされて、それでもその苦労にくじけず、バネにして人一倍努力を 重ねてこられたことが改めてよくわかりました。
子ども好きなんだな〜ということも、よく伝わってきました。
当日は、「駄菓子屋irodori」を運営する学生チームの学生さんお二人も一緒に来ていただいて、活動にかける思いなどを語っていただきました。
CFAの理念に深く共感して活動を主導している姿勢に、深く感銘を受けました。

【学生の感想文】


よい仕事おこしフェアに参加しました(11月21・22日)

東京ビッグサイトにて、11月21日(火)・22日(水)の2日間にわたって開催された 「よい仕事おこしフェア」 に参加してきました。
「よい仕事おこしフェア」は、城南信用金庫が事務局を務め、全国の信用金庫とその取引先が参加する大商談会です。
例年この時期に開催されていますが、今年は500社以上が参加する史上最大規模のイベントとなったそうです。
商談会といっても純粋にビジネス的なミーティングではなく、自治体やマスコミ、大学なども多数出展してアピールし、トークイベント などの催しや、特産品の試食なども数多くあり、学生や一般人も充分に楽しめるよう演出が凝らされていました。
学生を誘客するチラシ・ポスターまで作られていて、会場には学生の参加者もあちらこちら見かけました。それだけではなく、 多摩大学や富士大学など、いくつかの大学もブースを出展し、産学連携・地域連携の成果を紹介していました。なかでも多摩大学は、 地域連携プロジェクトのコアメンバーである学生さんもブースに立って堂々と説明していて、感心しました。
城南信用金庫から多くの職員の方々が会場内に目立ち、イベントを陰に陽に支えていることが実感されました。また、 各信用金庫の方も各地から駆け付け、取引先企業やその商品を熱心に売り込んでいる姿も、率直にすごいなと感じました。



就活相談会を開きました(11月14日)

就職活動が終わったゼミ4年生が、後輩の3年生の相談に乗る就活相談会を開きました。
年々就職活動の開始時期が早まっていて、3年生のなかには本格的にインターンシップをやったり、様々な企業の説明会に顔を出したりと、 就職活動は実質的に始まりつつあります。
ただし、本格的な就活はこれから。いまの時期に、何をすればいいのでしょう。就活経験者の4年生から、3年生のこの時期にやっておきたい ことは何かを聞くことは、大きな安心感につながります。
4年生は、3年生からの事前の質問に答えつつ、親身に有益なアドバイスを出してくれていました。皆さんありがとう!



日本労協連・志波早苗さんにゲストとしてお越しいただきました(11月14日)

日本労働者協同組合連合会センター事業団 東京中央事業本部相談役の志波早苗さんに、 ゲスト講師としてお越しいただきました。
学生からの質問にお答えいただくかたちで、協同組合とりわけ労働者協同組合で働くことについて、また志波さんの前職である 「くらしサポート・ウィズ」の生活相談事業について、幅広くお話しいただきました。
一般の企業とは違う、またNPOとも違う、「協同組合」の存在は私たちの生活にごく身近な存在でありながら、あまり意識することがなく 協同組合の特徴や、協同組合と社会課題とのかかわりについては、意外と知られていません。
志波さんは10年前から協同組合や社会的企業でのインターンシップ事業 を手がけ、今では明治大学や立教大学など多くの大学が参加する 規模に成長してきました。インターンシップを通して、学生の皆さんには協同組合で働くことの意義(人と人のつながり)を実感して ほしい、そして働く意味をそこに見出してほしいと願っています。
もちろん、協同組合の全てが理想を実現できていると言うつもりはありませんが、協同組合が何を目指している組織なのかということは 少なくとも知ってもらえれば、学生さんの進路の選択肢は増えるのではないでしょうか。
協同組合を頭で理解するだけでなく、経験や感性を通しても理解を深めてもらいたいですね。
【学生の感想文】


盛り上がる2年生(10月22日)

2年生のゼミが始まって1か月経ちました。忘年会にはまだ早いですが、飲み会でお互いの距離を縮めました。
みんなお酒強いね〜びっくり


スポーツ大会で準優勝を果たしました(10月20日)

今年のスポーツ大会では、小関ゼミはサッカーとバスケットボールに出場しました。バスケットボールのチームはとても強くて、何と決勝戦まで 勝ち上がり、準優勝を果たしました。すばらしい!小関ゼミ始まって以来の快挙です。全く参加していなかった小関も誇らしい気持ちです。
プレーした皆さんも、応援してくれたみなさんもありがとう。本当におめでとうございました!


阿佐谷ジャズストリート(10月20・21日)を見に行きました

ゲストとしてお越しいただいた柴田真光さんが事務局を務める 「阿佐谷ジャズストリート」が、10月20日(金)・21日(土)の両日、杉並区阿佐谷地区で 開かれました。毎年この時期に開かれているイベントで、大勢のお客さんが訪れ、街に活気が訪れます。
JR阿佐ヶ谷駅前のストリート会場では、初日のオープニング演奏に続き、ラジオ番組の公開録音があり、柴田さんも登壇していました!
晴天の下、とても楽しいひと時を過ごしました。



ネイバーズグッド(株)柴田真光さんにゲストとしてお越しいただきました(10月10日)

杉並区阿佐谷を拠点に、まちづくり活動に関わっておられるネイバーズグッド(株)代表 の柴田真光(しばた・まさみつ)さんに、2年生ゼミに お越しいただきました。昨年は、柴田さんが運営している「マルコせいさく所」 (阿佐谷駅北口)に、ゼミ学生とともにお邪魔したことがあります。
柴田さんはもともとウェブデザイナーとして活躍されていましたが、お客さんと顔の見える関係のなかで仕事をしたいと、オーストラリア留学から帰国後に ネイバーズグッド(株)を設立、「デザインの力で地域をもっとおもしろく」をキャッチフレーズに、各種の地域イベントの企画運営やウェブの 制作、シェアハウス・シェアオフィスの運営などを多角的に展開しておられます。
2年生にとってはゲストへの最初のインタビューの機会ということもあって、かなり緊張したようですが、滑り出しは上々でした。
イベントの開催やシェアハウスの運営を通じて、コミュニティで人々の関係を再構築する、関係のつなぎ直しをするという重要な仕事を 柴田さんが取り組んでおられることがよくわかりました。
柴田さん、ありがとうございました!
【学生の感想文】


柴田さんが事務局として支えている、阿佐谷の一大地域イベント「阿佐谷ジャズストリート」が10月20・21日に開かれたので、見に行きました。
1995年から毎年開かれていて、来年で30周年を迎えるそうです。
柴田さんはストリート会場のラジオ番組公開収録に出演するなど、大活躍でした!
また、阿佐谷パールセンター商店街のアーケードには、小学生の描いたジャズストリートの大判ポスターが多数飾られていて、 このイベントが地域に愛され、根づいていることを実感させられました。


3年生の中間発表(10月10日)

3年生は4つのチーム(日本の食、生きづらさ、観光、サッカーの各テーマ)でそれぞれ調査を進めていて、毎回入れ替わりで1つのチームが 中間発表をしています。
夏休み明けは、合宿で訪問調査した成果と、今後の研究計画・見通しを整理して報告しています。
その報告に対しては、聞いている側が 率直な感想や質問をぶつけるので、緊張感が漂います。


大学生のための金融リテラシー講座を受けました(10月3日)

近年は、学生の間で投資(による資産形成)への関心が高まっており、知識がないままに危うい投資に手を出すケースや、詐欺に遭うケースもあるようです。
成年年齢の引き下げに伴い、大学生に対する金融リテラシー教育の重要性が高まっていますが、大学では必ずしも必修として金融教育を学ぶわけではありません。
資産運用の話は、ゼミの研究テーマとは異なりますが、学生が自らの将来設計を考えるうえで重要な知識であり、かつ自分から進んで話題にしにくいテーマ でもあるので、あえてゼミの機会を使うこととしました。
日本証券業協会が寄付講座として、大学生のための「社会に出る前に知っておきたいマネーの基礎知識」を無償で提供しておられるので、3年生を対象に講義を 行っていただきました。
講師の加藤木先生(ファイナンシャルプランナー)には金融の基礎知識からわかりやすく丁寧に教えていただくとともに、預金や債券、 株などいくつかの資産運用を組み合わせたシミュレーションゲームもあり、楽しみながら学ぶことができました。ありがとうございました。


夏合宿に行きました(9月17日〜19日)

昨年度に引き続き、2〜3年生合同で、大阪に行きました。
4つの班に分かれて、それぞれのテーマに沿って訪問調査をしてきました。
レクリエーションも、昨年は全員でUSJに行きましたが、今年度は分かれて観光をしました。
それぞれに合った合宿の楽しみ方を見つけたようです。
くわしくは、こちらのページをご覧ください。


2年生の歓迎会を開きました(7月1日)

3年生が主催して、2年生の歓迎会を開いてくれました。
池袋のレンタルスペースを借りて、お菓子や飲み物、ピザをつまみながら、おしゃべりに興じたり、ゲームに熱中したりして、楽しく 過ごしました。4年生も2人参加してくれて、2年〜4年の間の絆が深まった一日でした。
先日3年生ゼミにゲストでお越しいただいた城南信用金庫の川本理事長より、小関ゼミ学生宛に銘酒「絆舞」を4本もお贈りいただきました。 この歓迎会にて、おいしくいただきました。有難うございました!


ワールドカフェをしました(6月27日)

ワールドカフェというのは、リラックスした雰囲気の中で、いろいろなアイディアを出し合うブレーンストーミングの手法のことです。
いつもは4つのグループが自分たちの中だけであれこれ議論していますが、行き詰まってしまうこともあるかもしれません。
そんなときに、グループの枠を超えて、お互いに自由にアイディアを出し合い、アドバイスをすることで、新たな気づきや刺激を得る こともきっとあるはず。
この日は50分ほどかけて、2巡しました。付箋紙や模造紙に書きこんで、アイディアがたくさん出てきたようです。



城南信用金庫理事長 川本恭治様と、地域発展支援部副部長の宮川成司様にお越しいただきました(6月13日)

地域経済の活性化を考えるうえで、経済の血液の役割を果たす「お金」と、そのお金を循環させている金融機関の役割 は欠かすことができません。しかし、ふだんはそうした当たり前のことを忘れがちです。
コロナ禍のように危機が訪れて、お金が回らなくてさぁ困った、という時にこそ、地域経済の支え手である地域金融機関が 本領を発揮します。もちろん、平時からの活動がなくては、危機の本領発揮もありません。 城南信用金庫は、いざという時に、そして平時でも、街の人々の心強い味方です。
学生の皆さんに、地域金融機関のはたしている役割を知ってほしいとの思いから、この分野で名高い城南信用金庫にゲスト講義を 依頼しましたところ、なんと川本理事長自らが講師役をお引き受けくださいました。
「今こそ信用金庫の出番です!!〜いつも誰かの“応援団”!〜」をテーマに、100分間休みなく(!)熱弁を振るっていただきました。 金融機関というと、金もうけ?みたいなイメージがあるかもしれませんが、こんなに地域に密着して、地域の商店主や住民といっしょに 活動している金融機関もあるんですね。とにかくその思いとパワーに圧倒されます。
ゲスト講義の際には、「軟骨伝導イヤホン」を持ってきていただいて、試しに使わせていただきました。ささやくくらいの小声でも、 相手にはっきり聞こえました。耳の遠い高齢者のお客さんが、大声を出さなくて済むようにと、全店舗の窓口に配置したのだそうです。 温かい心遣いですね。
とても有意義な時間となりました。本当に有難うございました!



2年生の顔合わせ会を開きました(6月12日)

今年度は、3年生がゼミナビや個別ガイダンスでゼミの紹介に力を注いでくれた結果、1次募集で2年生から驚くほど多数の 応募をいただきました。小関ゼミ始まって以来の快挙。3年生の皆さんありがとう!
結果、15名を合格としました。もっと多くの学生さんを受け入れたいところではありましたが、これ以上人数が多くなると卒論指導に 支障が出て、全員に目が行き届かなくなってしまうため、15名とさせていただきました。不合格にしてしまった皆さん、ごめんなさい!
6月12日、3年生が主催して「顔合わせ会」を開きました。まずはお互いに顔と名前を覚えて関係を築く第一歩にしようということで、 和泉キャンパスの教室を借りて集まってもらいました。2年生13名が参加してくれました。ありがとう。
ひととおり自己紹介の後、グループに分かれてアイスブレイクのゲームをしたり、おしゃべりをしたりして和やかな時間を過ごしました。



順調に進んでいます(5月23日)

3年生ゼミは、4つのグループに分かれ、グループ単位でテーマを決め、それぞれのペースで研究を進めています。
各グループのテーマはとてもユニークです。「DMO」グループは観光による地域活性化をテーマとし、 JRが毎年行っているデスティネーション・キャンペーンに注目して、その経済効果を明らかにしようとしています。 今年は兵庫県がキャンペーンの対象地域になるそうです。「日本の特色なるほどザワールド」グループは、日本の食文化を 訪日外国人や海外に売り込み、販売実績や来客数の増加につなげるための効果的な対策を考えています。
「チーム蹴球」はその名のとおりサッカーに焦点を当て、スポーツを通した地域活性化をテーマとしています。 サッカーと言ってもプロサッカー、大学サッカー、少年サッカーなどレベルの違いがあります。いかにして若者の間に サッカーファンを増やせるかを、他のスポーツの例も参考にしながら検討中です。さらに「ミッフィー」グループは、 若者や女性の生きづらさをテーマにしています。生きづらさを抱えた若者に寄り添い、伴走型の支援を行うNPOの例や、 女性の子育て支援に力を注ぐ企業の例を調べて、誰もが生きやすい社会を構想しています。
4つのグループが毎回交替で中間発表し、他のゼミメンバーから様々な感想や質問をもらって、次の発表につなげています。

新年度のゼミ始動しました(4月11日)

季節は巡り、またまぶしい春がやってきました。今年は桜が3月中旬に満開を迎え、ずいぶんと早い春の訪れでした。
毎年、この時期の空気を吸い込むと、これからの生活に可能性が広がっていくような、すがすがしい感覚をおぼえます。
本日から新年度3・4年生のゼミが始まりました。これからの1年間、皆さんと共に学んでいきましょう!

  

2022年度の活動

4年生が卒業論文を提出しました(1月30日)

4年生は1月30日に、卒業論文を提出しました。4年間の大学での学びの総まとめとして、皆さんは独創的な研究を着実に積み重ねました。
テーマの選定から調査、執筆まで、長期間にわたり根気よく取り組み、しっかりとした論文に結実しました。お疲れ様でした!
各論文の内容については、こちらをご覧ください

3年生の活動報告書を発行しました(1月25日)

3年生が1年間にわたって調査研究した成果を、1冊の活動報告書にまとめました。
「あんこう班」「社会教育班」「ちーむさわやか」「八幡山班」という4つの班に分かれて、それぞれの研究テーマ (映像作品による地域活性化、、大学生のボランティア活動、ローカルチェーン、離島観光)を追究してきました。
昨年12月の合同ゼミ発表会の発表資料に、新たに書き下ろしたレポート、1年半にわたる活動記録を加えました。
ぜひご覧ください。


報告書表紙報告書本文

杉澤幹生さんにゲストとしてお越しいただきました(1月10日)

特定非営利活動法人杉並アヤックスサッカークラブ創設者・理事長の杉澤幹生さんに、2年生ゼミにゲストとしてお越しいただきました。 杉澤さんは明治大学に在学中、体育会サッカー部で活躍しておられました。明大サッカー部の強さの秘訣を語った 『世界で戦える強い「個」を育てる』(日本実業出版社、2012年)という本の編者でもあります。
杉澤さんがサッカークラブの理念としていたのは、子どもたちが純粋にサッカーを楽しめるようにすること。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、実は革命的といっても過言ではないほど画期的で素晴らしいことです。
杉澤さんの話してくださった言葉を、少し引用します。
「商売をしながら長男を育て、近くのサッカークラブに入会させ、長男を送り迎えしたところ、コーチを頼まれた。 どう指導すればいいのかわからなかったが、見学していると、いじめみたいな指導の仕方がいまだにまかり通っていて、 技術的に高めることができていなかったことに危機感をいだいた。 それで新しいサッカークラブを立ち上げた。怒鳴ったりしない。とにかくサッカーをサッカーとして楽しむことと割り切った。 最初は小学生だけだったが、中学生、高校生、女子のチームもできていった。保護者説明会で活動の目的をいつも聞かれるが、 サッカーを楽しめばいい。人間形成というのもわかるが、現場ではサッカーが嫌にならないように力を注いでいると説明した。 社会性を身につけさせないのかという反論が来たが、「それは親の仕事だ、 道徳観念を植え付けるためにサッカーをやっているんじゃないんだ」と説得した。」
他にも、スポーツが地域に文化として根付くとはどういうことかなど、素晴らしい話がたくさん聞けたのですが杉澤さんのお話は どれも実践の裏付けがあって、説得力の強いものでした。杉並区はまさに人材の宝庫ですね。杉澤さん、貴重なお話を本当にありがとうございました。


  

マシュマロ・チャレンジと忘年会(12月20日)

チーム・ビルディングの手法の一つとして最近注目を集めている「マシュマロ・チャレンジ」に、3年生が取り組んでみました。
「マシュマロ・チャレンジ」とは、スパゲティの乾麺、マスキングテープ、ヒモ、マシュマロを使って、制限時間(18分間)内にできるだけ高いタワーを作るというゲームです。
公式ルールでは4人1チームでタワーを作り、チーム対抗戦をするのですが、ゼミの出席者数の都合上、今回は3人×3チームで競いました。
3チームともかなりの接戦で、タワーの高さはほぼ同じくらい(だいたい45cm前後)でしたが、チームによってタワーの形はまるで違っていて、いずれも個性があふれていました。

この日は年内最後の集まりでしたので、忘年会も開きました。コロナ禍以降、こうして飲み会をする機会もなくなり、さびしい想いをしていましたが、ようやく3年ぶりに行動制限のない年末を迎え、 感染対策に留意しながらも、楽しいひとときを過ごすことができました。コロナ禍以前は、飲み会なんて別にどうということもなかったのですが、できなくなってみると、有難味が感じられます。

          

高木睦美さんにゲストとしてお越しいただきました(12月6日)

(株)地域活性プランニング『ロケーションジャパン』誌の編集に携わり、また各地で講師を務めておられる高木睦美さんと石川大地さんに、2年生ゼミにお越しいただきました。
高木さんと石川さんは、一般社団法人ロケツーリズム協議会の事務局も担っておられます。
映画やドラマ、CMなどの撮影現場を観光で訪れる「ロケツーリズム」を促進することで、地域活性化を図る事業です。
ロケツーリズムとは何か、地域経済にとっての意義は何かをたいへん分かりやすく教えていただくとともに、最新作のドラマや話題のロケ地にまつわる話題を 数多く訊かせていただくことができました。特にドラマの好きな人や俳優のファンにとっては、ぜひとも訪れたくなるような場所がいくつも紹介されていました。
石川さんは、あるドラマを観たことで東京都調布市の風景に憧れ、移住したのだそうです。何ともすてきなエピソードですね!
高木さんには、『ロケーションジャパン』誌や最新のロケ地紹介パンフレットをいただきました。私も、一度は足を運んで、番組で紹介されているおいしい食べ物を自分でも味わってみたいと思いました。
本当にありがとうございました!
  ⇒学生の感想

     

合同ゼミ発表会を開催しました(12月3日)

12月3日(土)、明治大学駿河台キャンパスで合同ゼミ発表会を開きました。
立教大学コミュニティ福祉学部の藤井ゼミ(2名)と原田ゼミ(10名)、明治大学の小関ゼミ(6名)の3年生が集まり、1年間の調査研究の成果を発表しました。
開会あいさつは立教大学の藤井敦史先生に、閉会あいさつは同じく立教大学の原田晃樹先生にしていただきました。
各ゼミの発表の前にアイスブレイクを行い、また閉会後には簡単な懇親会をもって、楽しい交流のひとときを過ごしました。
小関ゼミからは3つの班が発表し、短時間に要領よくまとめており感心しました。他のゼミの発表からも良い刺激を得られたようです。
お疲れ様でした!

発表スライド




           

阿佐ヶ谷の商店街を訪問しました(11月22日)

ゼミ2年生はこの日、阿佐ヶ谷の商店街に足を運び、経営者の皆さんにお話を聞かせていただきました。
オンラインで資料を見るだけではわからないこと、現場に行って初めて実感できることはたくさんあります。商店街に対する固定観念・思い込みは、実際に足を運んでみて払拭することができます。
2年生は2つの班に分かれ、1班は立ち飲み居酒屋の「アサガヤアンナイジョ」と 、商店街のイベント企画運営などを手がける「ネイバーズグッド」を訪問しました。
2班は、パールセンター商店街にある「たいやき ともえ庵」と、宝石店「ロイヤルジューリー」を訪問しました。
阿佐ヶ谷の商店街はたいへん賑わっていてシャッターを降ろしているような店はほとんどなく、「シャッター通り」といった商店街のステレオタイプなイメージは全くありません。一つ一つの店舗が魅力的で、 また商店街振興組合も集客力の高いイベントを開いたり、アーケードを架け替えたりして、好循環が起きていることがわかりました。
商店街が元気になり、地域の消費者も元気になれるようにするには、どうすればいいのか、今回の訪問で様々なヒントをいただきました。
お忙しいなか、学生の訪問を快く受け入れてくださった商店主の皆様に、この場を借りて深く御礼を申し上げます。

アサガヤアンナイジョにて;オーナーで川端新興会会長の森口剛行さんにお聞きしました》
  

《シェアオフィスにて;ネイバーズグッド(株)代表の柴田真光さんにお聞きしました》
  

たいやき ともえ庵にて;代表の辻井啓作さんにお聞きしました》
  

宝石店ロイヤルジューリーにて;店主でパールセンター商店街振興組合役員の高橋 開さんにお聞きしました》
  

辻井啓作さんにゲストとしてお越しいただきました(11月15日)

阿佐ヶ谷のパールセンター商店街たい焼き「ともえ庵」を営んでおられる辻井啓作さんに、2年生ゼミにお越しいただきました。
「商店街の実情と活性化方策」と題して、商店街についての基礎から、ご自身の体験、商店街の抱える課題に至るまで詳しく教えていただき、また学生の質問に対してもたいへん分かりやすくお答えいただきました。
とても楽しい時間で、あっという間に1時間が過ぎました。お忙しいなか、ありがとうございました。
  ⇒学生の感想

     

大学情報誌に紹介されました(11月10日)

3年生ゼミ長の三宮さんが、大学の情報誌「MEIJI NOW」(メイジナウ)小関ゼミの記事を書いてくれました。
三宮さんの経験と、ゼミの魅力を存分に伝えてくれています。ぜひご一読ください。
  

志波早苗さんにゲストとしてお越しいただきました(10月25日)


志波さんには超多忙ななか、毎年2年生のためにゲストとして駆けつけていただいています。 志波さんは長年にわたりパルシステム生協にかかわり、生協関連団体の「くらしサポート・ウィズ」で事務局を務めてこられました。
また、首都圏にある多くの大学の教員や、生協・農協など各種協同組合を巻き込んで、協同組合におけるインターンシップ活動「つながりインターンシップ@協同」を力強く牽引してきました。
このインターンシップへの参加を経て、大学卒業後に生協に就職した学生も次第に増えてきています。単に協同組合の存在を知ってもらうというだけでなく、働くことの意味を問い直し、支え合いながら働く意義を、インターンシップを通して伝えています。
近年志波さんは労働者協同組合に主な活動の場を移し、早稲田にある「東京DEW」(ワーカーズコープ東京中央事業本部)を拠点に、さらに活躍の幅を広げています。
ゲスト講義ではご自身の半生を振り返りながら、学生の質問に丁寧に答えていただきました。ありがとうございました!
  ⇒学生の感想
     

3年生ゼミの日常のようす(10月18日)

3年生は4つの班に分かれて、それぞれのテーマを調査研究しています。
毎回100分間のうち、基本的には前半の時間にいずれかの班が中間報告をして質疑や意見交換をします。
後半の時間は各班に分かれて計画を練ったり、調べものをしたりして過ごします。
以下の写真は、社会教育班が中間報告をして、意見交換をしているようすです。
     

韓国のお土産(お菓子)をいただきました(10月11日)

4年生のパクジンヒさんが、実家のある韓国に夏休みに帰省し、お土産を持ってきてくれました。
桃のペーストが載った、可愛らしいクッキーです。「プッラム」と発音するそうです。
2年前、2年生の時パクさんはコロナの影響で来日できず、オンラインでのゼミ参加でしたが、3年生になった時にようやく来日できました。
今はこうして韓国に帰省もできるようになって、本当に良かったです。お菓子美味しかったです。ありがとう。
  

就活相談会を開きました(10月11日)

4年生が自らの就職活動の経験をもとに、これから就活を始める3年生にアドバイスをする「就活相談会」を開きました。
3年生の多くは、まだ希望の業種を決めておらず、今の時点で何をしておけばよいのか不安を抱えています。
4年生は、公務や商社、IT、コンサル、金融、メーカーなど様々な分野を選びましたが、分野・業種を問わず、3年生にとって大いに参考になったようです。
4年生の皆さん、ありがとう!
相談会の後は3年生の集合写真を撮りました。
           

奨学金についてお話をうかがいました(10月11日)

私たちは奨学金について、どれだけ詳しく知っているでしょうか。
もしかすると、もらえるはずの奨学金の存在を知らないまま、多額の借金を抱え込んでいるかもしれません。
Crono My奨学金」は、高校生や大学生に、奨学金の正しい知識・情報を分かりやすく伝え、一人ひとりに合った奨学金プログラムを紹介してくれるという優れモノのサービスです。
この画期的なサービスを運営している、株式会社Cronoプロジェクトマネージャーの花見一也さんにゲストとしてご登壇いただき、ゼミ2年生に、奨学金についてオンラインでお話しいただきました。
講義の中では、奨学金の話だけにとどまらず、花見さんの前職やNPOでの地域活性化への取り組みなど、ここでしか聞けない興味深い内容が豊富でした。お聞きできて良かったです。


夏合宿に行ってきました(9月15日〜17日)

コロナ禍のため、2020・2021年は残念ながら合宿に行けませんでしたが、今年は3年ぶりに、ようやく合宿に行くことができました。
詳しくはこちらの特設ページをご覧ください。



BBQを楽しみました(7月17日)

青空の下、豊洲のBBQビーチで2年生・3年生が集い、東京湾の景色を眺めながら、みんなでバーベキューを楽しみました。
ようやくコロナの行動制限から解放されたことから、ゼミ2年生歓迎イベントとして、3年生レク担当が今回のバーベキュー大会を企画してくれました。
行動制限がなくなったとはいえ、集団感染を避けるために充分な対策をして実施しました。
昨年の2年生歓迎イベントはZOOMで行いましたが、今年はようやく対面が実現できました。一緒においしいものを食べながら語り合うと、すぐに仲良くなれるというのは、なんだか不思議ですね。

                    

ワールドカフェ方式でブレーンストーミングをしました(6月21日)

3年生のゼミは、班単位で研究テーマを決め、それぞれに調査を進めています。
ローカルチェーン(レストラン)、社会教育、サブカルチャー、離島振興とそれぞれテーマは様々です。
毎回の授業の時間では、各班が中間発表で進捗状況を説明し、他のゼミ生から質問や感想を出し合っていますが、各班の中だけで話し合うと、煮詰まってしまうこともあります。
そこで、班の壁を越えてお互いに助言しあう場を設けました。
模造紙と付箋紙、サインペンを駆使して、率直な意見交換ができました!

     

花枝聖(はなえだ・ひじり)さんにお越しいただきました(6月7日)

稲城市でgreen world cafeを営むシンガー・ソングライター、花枝聖さんと、同僚の小保方さんにお越しいただき、ご自身の豊富な経験をもとに、ゼミ生に熱いエールを送っていただきました。
静岡県出身の花枝さんは、東京に来てから環境活動に関わるうち、東京都稲城市との縁ができ、稲城市の活性化に取り組んでこられたそうです。
一見無理だと思えるようなことも、初めからあきらめずに、まずは0.1歩でも良いから前に踏み出してみることが大事だ、との力強いメッセージをいただきました。ありがとうございました!
あっという間の楽しい1時間でした。
     

ゼミ 演習入室試験(2次募集)について

5〜8名程度を募集します。
入室試験は、基本的に対面で面接を行います。登校が困難な状況の人にはZOOMを用意しています。
エントリーシートは、第1次募集のものと同じです。入室試験の前日(10日)までに、Oh-o Meijiで出してください。

非営利・協同団体に興味がある学生大募集!

日時:5月21日(土)13時〜15時 「社会的事業のしごと説明会」
チラシに掲示した協同組合と社会的企業で働いている社会人に何でもきけて自由に話すことができます。
事前に団体情報を提供するので、当日はグループルームでのトークセッションのみ3回実施、グループルームはムは自分の行きたいところを選べます。
就活とは関係なく、ミッションや働き方、団体のことをよく知ることができるチャンスです。

対象:専門学校生、大学生、大学院生 学年、専攻は問いません
   非営利・協同セクターに興味がある方/非営利・協同組織で働きたいと思っている方
実施:zoomを使用したWEB開催    終了後、15時〜15時30分まで、つながりインターンシップ@協同の説明もします。
    
  応募フォーム:https://forms.gle/NBQzmJKfRJDADfkR8
      (5月18日締め切り)

         これからどうしようかなといろいろ考えている皆さん、ぜひどうぞ!

主催:よいしごとステーション 共催:一般社団法人くらしサポート・ウィズ
  【問合せ】 よいしごとステーション TEL:03-5937-4501  e-mail goodjob@roukyou.gr.jp

ホームページ http://goodjob.roukyou.gr.jp

地元野菜を使った特産品の開発に挑んだ4年生(5月10日)

5月10日(火)、新宿調理師専門学校にて、「絆舞酒粕 新商品開発プロジェクト発表会」が開かれました。
全国のお米をブレンドした日本酒「絆舞」を製造した際に発生する酒粕を、廃棄せずに有効利用できないだろう かという問題意識から、酒粕を利用した新商品の開発プロジェクトが立ち上がりました。
このプロジェクトは、城南信用金庫が中心となり、全国の信用金庫とその取引先企業が緊密に連携しながら行われました。
そのプロジェクトに、小関ゼミ4年生の南 光華(みなみ・こうか)さんも参加させてもらいました。
南さんは地元・鎌倉市の伝統野菜「鎌倉野菜」を活用できないかというアイディアを出し、新宿調理師専門学校の 原さやか先生のご指導のもとで、「鎌倉野菜の酒粕漬け」が完成しました。
発表会では、南さんがトップバッターでプレゼンテーションを行い、大勢の参加者の前でみごとに大役を果たしました。
参加者には、新商品の試食がふるまわれ、プレゼンテーション後の交流会では、参加したバイヤーとの商談も盛んにおこなわれていました。
学生に貴重な経験の機会を提供していただいた城南信用金庫と新宿調理師専門学校には、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
(*動画が開きます)       

ゼミ 演習入室試験について

ゼミナビと個別ガイダンスは以下の日程で参加します。関心ある方はぜひどうぞ。
入室試験は、基本的に対面で面接を行います。登校が困難な状況の人にはZOOMを用意しています。
  • ゼミナビ 5月7日(土)12:30-15:30 メディア棟 M604教室
  •     ●zoom説明会開始時間(あくまで目安)12:30- / 13:00-/ 15:10-
        ●ミーティングID 5108795983
         パスワード 279210
  • 1次募集 個別ガイダンス(ZOOM) 5月18日(水)・20日(金)12:40-13:20
  •   個別ガイダンス用ZOOMはこちらから入れます
  • 1次募集 個別ガイダンス〈対面〉 5月19日(木)12:40-13:20
  • 1次募集 入室試験(対面〉 6月4日(土)10:00〜 
  • 1次募集 入室試験(ZOOM) 6月4日(土)13:30〜 
  •   入室試験用ZOOMはこちらから入れます

入室試験関連の資料は以下からも入手できます(Oh-o Meijiグループに掲載した資料と同じものです)。


小関ゼミ Twitterページ

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小関ゼミ Instagramページ

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3年生ゼミ 上村さん・近藤さん(ゲスト)に来ていただきました(4月26日)

10年前の2012年3月に小関ゼミを卒業した上村可南子さん(旧姓小川)が、久々に戻ってきてくれました。
上村さんは卒業後、民間企業に就職し、広報関連の仕事をしてきましたが、学生時代に途上国に旅に出て、貧しい子どもたちに出会ったことから、 国際協力に関心を持ち、いつかその分野で仕事をしたいと願うようになったそうです。
縁あって、国際協力NGOの「認定NPO法人ジャパンハート」に転職し、広報の業務で働き始めました。一児の母として、忙しくも充実した日々を送っているとのこと。
小関ゼミ出身者でNPO/NGOに就職した上村さんには、今後とも大いに活躍してほしいです。
上村さんと同じくジャパンハートで広報を担当する近藤ゆふきさんは、国連やジョイセフなど、国際協力分野で多彩なキャリアを積んできたベテラン。 近藤さんに、ジャパンハートの活動について、わかりやすく解説していただきました。ゼミ生のなかから、上村さん・近藤さんに続いて、国際協力分野に進む人が出てきてくれることを期待しています。

g22-01.jpg g22-01.jpg(写真左から順に近藤さん・上村さん)

3年生ゼミ 志波さん(ゲスト)に来ていただきました(4月19日)

昨年10月にも、2年生の時にお越しいただいた志波早苗さん(日本労働者協同組合連合会)に、再びゲストとしてお越しいただきました。
今年度の「つながりインターンシップ@協同」(協同組合や社会的企業におけるインターンシップ)について、説明していただきました。
その後、とってもわかりやすい動画も送っていただきましたので、ぜひご覧ください。
毎年、首都圏にある多くの大学と、各種の協同組合、そして学生さんが参加して、8年目となるこのインターンシップです。 ゼミ生の皆さんの参加をお待ちしています。
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3年ゼミ・始動!(4月12日)

長かった春休みも終わり、いよいよ新学期。
3年生ゼミも12名で始動しました。初回(イントロダクション)では、共通する関心事をもとに、4つの班に分かれました。
「あんこう文化班」や「八幡山観光班」など、個性豊かなネーミング。これからの展開が楽しみです。

2021年度の活動

3年生活動報告書を発行しました(1月24日)

3年生が1年間の調査研究をまとめました。
12月11日の合同発表会で報告した内容をさらに深め、報告書を作成しました。
また、3年生の1年間の歩みを、写真とともに振り返りました。
報告書表紙報告書本文


2年生ゼミ・杉澤さん(ゲスト講師)に来ていただきました(12月23日)

NPO法人杉並アヤックスサッカークラブ理事長の杉澤幹生さんに、ゲスト講師として来ていただきました。
杉澤さんは本学農学部卒で、サッカー部で活躍しておられた大先輩です。卒業後しばらくのブランクを経て、 地元杉並区でサッカークラブを立ち上げ、監督として子どもたちを指導してきました。
また、サッカーの指導だけにとどまらず、公園のグランドの管理を請け負う指定管理者となり、競技場で使える 芝生の管理を自らの事業として発展させていきました。
競技場の芝生の育成管理によって、サッカーをはじめとする競技場の環境を改善するとともに、芝生の事業から 得られた収益をサッカークラブの運営費用に充て、サッカークラブの子どもたちの財政負担を減らすことにも貢献しています。
杉澤さんはまた、NPO支援機構すぎなみの事務局長としても、NPOの発展を支えてきました。
スポーツを通して地域に貢献するとはどういうことなのか、杉澤さんの生き様から学ぶことができた貴重な機会となりました。

 

3年生ゼミ・4年生から就活について教えてもらいました(12月21日)

年末が間近に迫り、3年生も就職活動を始めています。就活が本格化するこの時期、既に内定を得た4年生に質問し、 就活に関してアドバイスをもらう機会を設けました。
この時期に、何をすればよいのか。OB/OG訪問は必要なのか。など、3年生から質問を出し、4年生に答えてもらう形で進めました。
学生は近年、大学の就職支援をあまり利用せず、それぞれが一人でネットなどの情報を頼りに動く傾向にあるようです。 しかもコロナ禍で、友人や同級生に直接会う機会も少なくなっており、就活もオンラインで行うなど、周りが何をやっているのかが見えにくいなかで、 リアルに話を聞ける場が重要だなと改めて感じました。

2年生ゼミ・大村さん(ゲスト講師)に来ていただきました(12月16日)

中央労働金庫・総合企画部(CSR)の大村哲史さん、総合企画部(CSR)担当部長の有竹丈司さんに来ていただきました。
大村さんは本学経営学部卒で、じつは大村さんが学生時代にも一度、小関ゼミにゲストとして来ていただいたことがあり、今回は2回目となります。
大村さんには「〈中央ろうきん〉の活動と金融×社会貢献」というテーマでお話しいただきました。
そもそも、「労働金庫」とは。金融機関のCSR(企業社会責任)とは、といった基礎的なところから話が始まり、中央ろうきんの行っている具体的なCSR活動 として、金融リテラシー向上のための教育・啓発活動や、多重債務問題への取り組み、NPOへの融資・助成制度についても、詳しく教えていただきました。
さらに、中央ろうきんが作成した、(まさに出来立ての)金融教育のDVD「新・大人社会へのパスポート2」も配布していただきました。
金融機関によるCSR、地域貢献とはどういうものか、具体例を通して考えることができました。



3年生ゼミ・合同発表会を開きました(12月11日)

立教大学コミュニティ福祉学部の原田晃樹ゼミ、明治大学政治経済学部の大高研道ゼミと、小関ゼミの3つのゼミによる合同発表会を開きました。
4月からそれぞれが調査研究してきた内容をまとめ、ゼミ単位で順にプレゼンテーションを行い、他のゼミから質問・感想を出し合う形で進めました。
コロナ禍が少し収まったことからリアルで発表会を開き、感染対策に充分配慮しながら、発表会の後にはささやかな懇親会も持ちました。

スライド資料

・スタジアム班「スタジアム管理・運営における地域貢献」
・豊かな人生班「豊かな人生班」
・聖地巡礼班「映像作品が観光振興に与える影響」
・食を通した地域活性化班「食を通した地域活性化」

 
 
 


2年生ゼミ・阿佐ヶ谷の商店街を訪問見学しました(11月25日)

前週に辻井さんから商店街のお話をお聞きしたので、今度は自分たちで実際に近くの商店街を見学し、その中にあるお店を訪問して、商店主の方に お話をお聞きすることにしました。
2班に分かれ、うち1班は、辻井さんが営むたい焼き店「ともえ庵」と、「喫茶天文図舘」を訪問し、それぞれ約15分間お邪魔して、お話をお聞きしました。
もう1班は、「アサガヤアンナイジョ」という立ち飲み居酒屋を訪問し、30分間お邪魔して、お話をお聞きしました。
阿佐ヶ谷駅周辺には11もの商店街があるそうですが、今回訪問したお店はいずれも違う商店街にあります。「ともえ庵」は南口のパールセンター、 「喫茶天文図舘」は北口のスターロード商店街、そして「アサガヤアンナイジョ」は南口の川端新興会。
「アサガヤアンナイジョ」を経営する森口剛行さんは、川端新興会の会長として、商店街の活性化に日々尽力しているほか、「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」 というイベントを立ち上げて定着させた実績も持っています。

たいやき ともえ庵にて
 

喫茶天文図舘にて
 

アサガヤアンナイジョにて
 

2・3年生ゼミでレクリエーションを楽しみました(11月23日・27日)

今年はコロナ禍のため、楽しみにしていた夏合宿は残念ながら中止にせざるを得ませんでした。
秋になって、ようやく感染状況が落ち着いて、緊急事態宣言が解除され、大学の活動制限指針もレベル1に引き下げられたことから、ゼミのメンバーが 仲良くなる機会を設けました。
レクリエーション係の皆さんに企画を立ててもらい、楽しい一日を過ごしました。2年生の有志にも参加してもらいました。皆さんありがとう!

レンタルスペースにて(11月23日)
 
ジョイポリスにて(11月27日)
 

2年生ゼミ・辻井さん(ゲスト講師)に来ていただきました(11月18日)

阿佐ヶ谷でたいやき店「ともえ庵」を営む辻井啓作さんに、ゲスト講師としてお越しいただきました。
ゼミのメンバーには、商店街による地域活性化に関心を持つ人が多くいます。辻井さんには「商店街で商売をするということ」というタイトルで、 そもそも商店街の種類にはどんなものがあるのか、商店街と商店街振興組合、商店会の違いは何かといった基礎的なことから始まり、辻井さんがなぜ 阿佐ヶ谷でたい焼き店を出店するに至ったのかという経緯まで、関西弁で楽しく語っていただきました。
辻井さんには、翌週の阿佐ヶ谷の商店街訪問に際しても、訪問先をご紹介いただくなど、多々お世話になりました。

 

2年生ゼミ・志波さん(ゲスト講師)に来ていただきました(10月28日)

日本労協連の志波早苗さんに、ゲスト講師としてお越しいただきました。
志波さんは、パルシステム生協、一般社団法人くらしサポート・ウィズで長く勤めた後、2021年にNPO法人ワーカーズコープセンター事業団に移り、 現在は同事業団の東京中央本部相談役として活躍しておられます。協同組合のインターンシップも立ち上げ当初から中心的に関わってこられました。
くらしサポート・ウィズで多くの生活相談を受けてきた経験から見えてくる社会問題と、協同組合が社会課題にどう関わっているのかについて、 幅広く語っていただきました。

 


2年生のゼミが始まりました(10月21日)

秋学期からいよいよ2年生のゼミが始まりました!個人発表の様子と、初の集合写真です。これからが楽しみです。

 

2年生の歓迎会(7月6日)

今年度は13名の2年生が小関ゼミに入りました。
3年生のレク係が、2年生のためのオンライン歓迎会を企画してくれました。3年生がこれまでの研究の中間発表をした後、2年生と3年生が一緒に 楽しめるミニゲームでひと時を過ごしました。参加してくれた皆さんありがとう!

 

3年生ゼミ・グループワーク(6月20日)

3年生のグループワークの様子です。

 

2020年度の活動

3年生の活動報告書をアップしました(1月20日)

3年生がグループ単位で調査研究を行い、その成果をまとめました。
今年度は、ソーシャルビジネス、観光、貧困、地域活性化の4つのグループでそれぞれ調査し、プレゼンテーションと、報告書の作成に取り組みました。
コロナの影響により、合宿や懇親会、スポーツ大会などが相次いで中止となり、現地訪問もできず、活動に大きな制約がありましたが、そんな困難ななかでも、あきらめずに努力しました。
調査にご協力いただいた方々に、この場を借りて深く御礼を申し上げます。お忙しいなか、ご協力いただきまして、ほんとうにありがとうございました。
例年は活動報告書を冊子にして配布していますが、2021年1月から大学は再び活動制限指針レベル3になり、授業がオンライン化したため、活動報告書もPDFのみとして、印刷製本は見送ることとしました。


最後の対面授業(12月15日)

この日は、3年生にとって冬休み前の最後の授業でしたが、その後1月に緊急事態宣言が発出され、明治大学の活動制限指針がレベル3に引き上げられたことから、授業は全面オンライン化となり、再び教室で会うことはかなわなくなりました。
そのため、3年生の報告書用にと撮影したこの記念写真が、結果的に全員で会う今年度最後となりました。

  

4ゼミ合同発表会(12月13日)

藤井ゼミ・原田ゼミ(立教大学コミュニティ福祉学部)、大高ゼミ(明治大学政治経済学部)、小関ゼミ(3年生)は例年、合同発表会を開いています。昨年までは立教大学を会場としていましたが、今年度はオンラインでの開催となりました。
各ゼミ40分間の持ち時間で、小関ゼミは4班に分かれていたので、各班10分ずつという極めて限られた時間でしたが、これまでに調べた内容を整理して分かりやすく発表できました。
各ゼミの発表後は、4つのゼミの学生がまじりあってグループ討議をしました。他のゼミの発表を聞いての意見交換や、調査で苦労したことの裏話の紹介など、少し打ち解けて話ができました。最後に教員からのコメントを伝えて閉会となりました。

  

 

ゼミプレ(11月14日)

例年は和泉キャンパスで開催しているゼミ対抗プレゼンテーション大会(ゼミプレ)は、今年度はオンラインでの開催となりました。
小関ゼミからは、ソーシャルビジネス班(藤代さん)が出場し、1人で見事にプレゼンをやりとげました。

演習T(2年生)始まる(9月〜12月)

9月から2年生のゼミが始まりました。
イントロダクションの後、調査研究方法の解説や、非営利組織・協同組合についての解説を経て、一人ずつ個別の報告と、ゲストへのインタビューを織り交ぜる形で進めました。
遠方に住む学生はオンラインで、近くに住む学生は教室に集まってということで、対面とオンラインを組み合わせながら活動しました。
学生の関心は、商店街の活性化、過疎地の活性化、フードバンク、海洋汚染など幅広いものですが、できるだけ学生の関心に沿ったテーマでゲストの方をお呼びしました。
ゲストの方には、学生が事前に少し調べて質問を送っておき、ゲストの講演当日は、一通りご講演の後で、学生からの質問にお答えいただくという流れで進めました。
コロナ禍で大変な状況のなか、講師を快く引き受けてくださったゲストの方々に、深く御礼を申し上げます。
現地訪問もいちどは計画しましたが、12月に入ってコロナの感染が深刻になってきたことから、やむなく中止しました。

《講演していただいたゲストの方々》
一般社団法人くらしサポート・ウィズ 志波早苗様「協同組合について 〜持続可能な地域づくり:パルシステム事例〜」(10月24日)
株式会社地域法人無茶々園代表取締役 大津清次様「コロナ後の地域活性化!無茶々園45年の取り組みから言えること」(11月19日)
NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター 岡田浩一様「10代からの商店街活性化入門 〜コミュニティビジネスの視点から〜」(12月3日)
NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン パントリー部マネージャー 芝田雄司様「世界と日本のフードバンク活動について 〜持続可能で安全安心な社会を目指して」(12月22日)

  
    

教室でのプレゼンテーションと作業(10月〜12月)

秋学期、3年生は、各回の前半の時間に、各グループが順番にプレゼンテーションを行い、後半の時間は各グループの作業時間としました。 オンラインよりも対面のほうが打ち解けて話ができるのではるかにコミュニケーションしやすく、また学生どうし親密になれるということが 改めて実感できました。すぐに図書館にアクセスできることも有難いことでした。
4年生は、秋学期に個別指導が始まりました。小関の研究室にて1対1の個別指導を行い、また教室にて進捗状況の報告を行いました。

  
 

図書館見学(9月29日)

秋学期は大学の活動制限指針がレベル1に引き下げられたことから、対面授業が可能となりました。 小関ゼミは毎週、感染予防を徹底し、ソーシャルディスタンスを確保したうえで、教室でゼミ活動を 行うことにしました(オンラインでの参加も可能)。
3年生のほとんどは、秋学期が始まった時点でまだ、駿河台の中央図書館に足を踏み入れたことがあり ませんでした。例年は春学期の初めに図書館ゼミツアーを開いていますが、今年度は秋学期になって からようやく図書館が通常の開館態勢に戻ったので、秋学期の最初に図書館見学を行いました。
例年は図書館のスタッフの方に館内の案内とデータベースの実習指導をしていただいていますが、 今年度はその体制が取れなかったので、小関が代わりに案内しました。

 

歓迎会(9月2日)

レクリエーション係の直田さんと石井さんが、2年生の歓迎会を企画してくれました。例年、3年生が中心にゼミ入室試験を準備・運営し、2年生の合格者を対象に、6月に歓迎会を開いていましたが、今年は3年生が関与せず、書類審査だけで入室試験を行い、その後の歓迎会も開けませんでした。
9月になって、制限が少し緩和されたことから、2年生の歓迎会を兼ねて、3年生は自分たちが研究している内容を2年生に共有する場を設けました。昼間に開催ということもあって、飲み会とは違った雰囲気ではありましたが、和気あいあいとした場になりました。

     

夏季休暇中(8−9月)

宿泊を伴う学外実習を禁止するという大学の方針により、ゼミ合宿は中止となりました。

ZOOMでの活動の様子(6月)

3年生はソーシャルビジネス、観光、貧困、地域活性化の4つの班に分かれ、グループ単位で研究テーマを決め、次週以降、毎回1グループ ずつ順番に、調べた内容をまとめて、プレゼンテーションを行うこととしました。

 

4年生は5月末まで就職活動に専念し、6月から活動を再開して、卒論の中間報告を一人ずつ始めました。
 

ゼミ 個別ガイダンス(5月)

今年度は、たいへん残念ですが、対面での個別ガイダンスと入室試験ができません。
そのため、個別ガイダンスは、パワーポイントの資料と解説動画の配信を行います。
また、入室申込書(エントリーシート)もOh-o Meijiから配信します。(このゼミのサイトからもダウンロードできます)
Oh-o Meijiから入室申込書を提出してください。
聞いてみたいことがあれば、遠慮なくお問い合わせください! 小関(koseki@meiji.ac.jp)までお願いします!

個別ガイダンス 解説動画 個別ガイダンス 資料 小関ゼミ 演習ガイド 入室申込書(エントリーシート)
<パワーポイント版>


<PDF版>



オリエンテーション(5月12日)

3年生はGW明けからようやく、ZOOMでのゼミ活動が始まり、5月12日にオリエンテーションとして、ゼミ長・副ゼミ長などの担当決め、 次週以降の活動についての説明、グループ単位のディスカッションなどを行いました。

顔合わせと懇親会(4月)

新型コロナウィルス感染症の拡大により、4月10日に始まるはずだった春学期の授業は開始をしばらく見合わせることになり、 結果的に1か月延期したうえ、オンラインでの授業開始となりました。
とはいえ、1か月間何もしないのは学生にとっても不安が募りますし、時間の浪費を避けたいということもあって、3年生に関しては、4月23日と29日 の2回に分けて、ZOOMで初顔合わせを行いました。
この顔合わせでは、自己紹介、ゼミ入室試験について(お知らせ)、オンライン授業についての説明、ゼミ活動の進め方(提案と希望)、 興味関心のあるテーマについて話し合いました。
また4月28日には、ZOOMで懇親会(宅飲み)を試みました。各自が自宅でくつろいでいる様子が垣間見えましたが、いつもの懇親会とは違って 一体感に欠ける感じは否めませんでした。
4年生は、4月24・25日にオンラインでオリエンテーションを開き、今後のスケジュールを確認しました。

2019年度の活動

4年生が卒業論文を提出しました(1月29日)

4年生が1年間の研究の成果を卒業論文としてまとめました。
非常に幅広いテーマにわたっています。
こちらからご覧ください。

3年生の報告書ができ上がりました(1月23日)

先月の合同報告会のプレゼンテーションをもとにレポートを作成しました。これまでの約1年間の活動を振り返った写真も掲載しています。



明治・立教のゼミ合同報告会(12月15日)

明治大学駿河台キャンパスにて、立教大学と明治大学の4つのゼミが合同で報告会を開きました。
小関ゼミは、高齢化班、SDGs 環境班、商店街班がそれぞれ発表しました。 報告会の後は、忘年会を兼ねて、皆で懇親会に参加しました。

     

夏合宿に行きました(9月17−19日)

今年の夏合宿は、愛知県・三重県に行ってきました。詳しくは、合宿のページをご覧ください。

 (ホテル正面にて)

2年生歓迎会(7月9日)

2年生11名を迎えて、3年生が歓迎会を開いてくれました。お互いの顔と名前を覚えて、楽しいひとときを過ごしました。これからよろしくね!
       

私らしいしごと☆発見会(6月29日)

(一社)くらしサポートウィズと、協同組合バンク運営協議会よいしごとステーションの共催により、駒澤大學駒沢キャンパスにて、さまざまな協同組合の活動を紹介する、「私らしいしごと☆発見会」が開かれました。
社会福祉法人、ワーカーズ・コレクティブ/ワーカーズ・コープ、生活クラブ生協、パルシステム生協、JA(農協)、ろうきん、信用金庫と、多彩な協同組合や社会的企業の方にお越しいただいて、事業内容を説明していただきました。
今年度は約30名の学生さんが各団体でインターンシップを行う予定です。会場設営・撤収や受付などの手伝いをしてくれた皆さんありがとう!

           

鳥取大学での交流(6月14・15日)

3年生の金子さんと佐々木さんが小関ゼミ代表として、菊地ゼミとともに鳥取大学地域学部を訪問しました。
学生間の研究交流では、金子さんと佐々木線が小関ゼミの活動内容を発表してくれました(6月10日にパルシステムを訪問したことを含めて)。
その後、鳥取大学の学生、菊地ゼミと混ざって、ワールドカフェを行い、自由にディスカッションをしました。
夜は懇親会を楽しみ、翌朝は鳥取県庁前にある岸本辰雄初代校長記念像の前で記念写真を撮りました。お疲れ様でした!

               

【明治大学広報7月号に掲載されました】(2019.7.1発行)


 
 

パルシステム・足立センター訪問(6月10日)

3年生が生活協同組合パルシステム東京の足立センターを訪問させていただきました。
最初に「デイサービス足立陽だまり」を見学し、施設長の野晴美さんから、施設の特徴や、利用者について教えていただきました。
「足立陽だまり」は定員10名の「地域密着型小規模デイサービス」で、他の一般のデイサービスとは比べ物にならないほど手厚い職員配置になっているそうです。
トイレや浴室、いすなど施設内の至る所に、利用者への行き届いた配慮がみられました。利用者はほぼ全員認知症ですが、全介助ではなく、着替えなど自分でできることは要介護度に応じて、できるだけ自分でやっていただくようにしているのだそうです。
デイサービスは建物の2階にありますが、その建物の1階には保育園があり、園児との交流は利用者のお年寄りを元気にしてくれるとのこと。

 

続いて、足立センターを見学し、センター長の小川典大さんから、センターにおける環境対策について詳しく教えていただきました。
センターの職員は、商品の配達の際に、組合員に簡易包装の意義を伝えたり、牛乳パック・卵パック・注文用紙・ビンなどを回収したりと、環境対策を日々実践しているそうです。
今はちょうど「環境キャンペーン」の強化月間(6−7月)で、ペットボトル商品を扱わないという方針を組合員に伝えたり、再生可能エネルギーやせっけんの利用を訴えたりしているとのこと。
活動長の神保元一さんからは、近隣の小学校での「お米の出前授業」で田植えの指導をしてきたとのお話をうかがいました。

 

 


今回の訪問には、パルシステム東京人事部の飯嶋和紀さん・松田巧さん、ワーカーズコープよいしごとステーション室長の篠原健太郎さんにもご同行いただきました。
また、飯嶋さんと(一社)くらしサポートウィズの志波さんには、今回の訪問を企画していただきました。
3月の狛江センターの訪問と併せて、生協における様々な取り組みを学ぶ貴重な機会を与えていただきました。ご協力に厚く御礼を申し上げます。


ワールドカフェに挑戦(5月21日)

3年生は基本的にグループ単位で研究テーマを設定し、文献を集めたり訪問取材したりしますが、グループの壁を超えて自由に意見交換することも重要。
今回は「ワールドカフェ」というディスカッションの方法を取り入れ、他のグループの人から意見や助言をもらう試みをしてみました。
はたして、結果はいかに!?


図書館ゼミツアー(5月14日)

3年生が中央図書館で、スタッフの方に館内を案内していただき、またデータベース検索の方法を教えていただきました。


新年度が始まりました(4月23日)

2019年度の演習IIがスタートしました。今年度の3年生は9名です。
2回目の4月23日に、ゲストとして(一社)くらしサポート・ウィズの志波早苗さんと中根康子さん、ワーカーズコープ・よいしごとステーションの篠原健太郎さんと宮田朋子さんにお越しいただき、「つながりインターンシップ@協同2019」のご案内をしていただきました。ありがとうございました。
ゼミ終了後、近くで歓迎会を開き、乾杯をしました。これから2年間よろしくね!

 
  


2018年度の活動

生協の職場を訪問しました(3月25日)

2年生(新3年生)の4名が、生活協同組合パルシステム東京の狛江センターを訪問見学させていただきました。
パルシステム東京、パルシステム連合会、協同組合バンク運営協議会、「よいしごとステーション」の主催による「パルシステム見学会」への参加でした。 (一社)くらしサポート・ウィズの志波さん・渡邊さんと、「よいしごとステーション」の篠原さんに同行していただきました。
狛江センターでは、朝礼でのコミュニケーション、トラックへの積み込みの様子、冷凍庫内部などを見学し、生協による環境配慮や地域貢献の活動について詳しくお話をうかがい、たいへん参考になりました。
パルシステムの皆様のご協力に感謝申し上げます!




4年生が卒業論文を提出しました(1月29日)

4年生が1年間の研究の集大成として卒業論文を書き上げました。
一人一人が自分の研究テーマを探し、調査対象を見つけ、文献を集めて、論文に仕上げることができました。
今年の4年生はいずれも、途中でテーマを変えたり関心がブレたりすることなく、最初に決めた研究テーマをそのまま貫きました。 なかなか思うように資料が集まらなかったり、調査先が見つからなかったりして、苦労しながらではありましたが、最後にはなんとか論文の形に仕上がったことを 嬉しく思います。
卒業論文の作成にあたり、調査にご協力いただいた方々に、この場を借りて深く御礼を申し上げます。まことにありがとうございました。
論文はこちらをご覧ください。

3年生の報告書が完成しました(1月24日)

3年生が一年がかりでグループ研究した成果が、一冊の報告書にまとまりました。
PDF版はこちらからダウンロードしてください。
小関ゼミ調査報告書2018 表紙外側表紙内側報告書本文



4年生の最終回でした(1月15日)

最終回なので、教室で4年生全員の記念写真をとりました。2年間皆さんお疲れ様でした。
私は空気清浄機をプレゼントにもらいました。どうもありがとう!

 

新年会を開きました(1月15日)

3年生が最終回に御茶ノ水駅前で新年会を開きました。2年生とも交流ができました。
皆さん参加してくれてありがとう。



4ゼミ合同最終報告会を開きました(12月16日)

立教大学コミュニティ福祉学部の藤井ゼミ・原田ゼミ、明治大学政治経済学部の大高ゼミ、小関ゼミの4ゼミ合同で、立教大学池袋キャンパスで最終報告会を開きました。
各グループから発表してもらいました。
いずれも完成度が高く、プレゼンの仕方も上手でした。よく努力したと思います。お疲れ様でした。





【スライド資料】
(1)特産物班 
(2)国際協力・BOPビジネス班
(3)伝統工芸班
(4)コンパクトシティ班

4ゼミ合同中間報告会を開きました(10月14日)

立教大学コミュニティ福祉学部の藤井ゼミ・原田ゼミ、明治大学政治経済学部の大高ゼミ、小関ゼミの4ゼミ合同で、明治大学駿河台キャンパスで中間報告会を開きました。
各グループから、研究テーマとこれまで調べた内容を発表してもらいました。
後半は「協同組合のしごと説明会」で、生活協同組合や労働者協同組合、労働金庫など6団体にお越しいただき、各団体の理念と事業をお話しいただきました。
学生だけで約50名、6団体の方々を合わせると100名近くの大人数で、熱気に包まれました。皆様ありがとうございました!



就活説明会を開きました(10月9日)

ゼミ4年生が自らの就職活動の経験を3年生に伝える、ゼミ内の就活説明会を開きました。
4年生の内定先は公務員、不動産、金融、食品など多種多様です。3年生の今のうちに何をやっておけばよいのか、体験に基づいた説得力のある助言を得られました。
4年生の皆さん、ありがとう。



鳥取大学との交流(9月21日)

鳥取大学地域学部の佐藤匡(さとう・まさし)先生と佐藤研究室の学生さん(8名)が夏合宿で明治大学を訪問してくれました。
当日は、明治大学経営学部の菊地ゼミと、小関ゼミと3つのゼミで交流しました。
10時にアカデミーコモンに集まり、一緒に明治大学博物館を見学。館内には、明治大学創立者の岸本辰雄初代校長が元鳥取藩士であることが紹介されていて、学生は興味深く見入っていました。
11時近くにリバティタワーの教室に移り、各ゼミが自己紹介を兼ねて自分たちの研究内容をスライドで説明しました。教務主任の佐野先生も駆けつけてくださいました。
その後、リバティタワー17階の学食で全員一緒に昼食をとり、15時まで、おしゃべりに花を咲かせました。
今回の交流が、鳥取大学との提携につながっていくことを願っています。佐藤先生と鳥取大学の学生の皆さんありがとうございました!

(左:鳥取大学 佐藤研究室、右:明治大学 菊地ゼミ)


(左:明治大学 小関ゼミ、右:学食での昼食交流)


(全員での集合写真)

夏合宿に行ってきました(9月12〜14日)

今年の夏合宿は2泊3日間の日程で富山に行きました。詳しくは、こちらのページをご覧ください。


新2年生歓迎会(7月3日)

7月3日(火)、明大前の「はなの舞」にて新2年生の歓迎会を開きました。
6月2日・9日のゼミ入室試験で計9名が合格し、来年度に小関ゼミの一員となることが決まりました。
皆さんこれからよろしくね!



いつもの活動風景

普段の活動の一コマです(5月22日撮影)。グループ単位で集まり、各グループの研究テーマに沿って、具体的な活動計画を立てて議論し、調べます。
このときは夏合宿の訪問先や近隣の訪問先の候補について話し合っていました。


インターンシップ@協同組合のご案内

生協や信用金庫などの協同組合や社会的企業でインターンシップをしてみませんか。詳しくは、こちらのチラシをご覧ください。
問い合わせ・申し込みは小関 (koseki@meiji.ac.jp) までどうぞ。
(受付は締め切りました)

明治・立教4ゼミ合同の懇親会を開きました

4月28日(土)、明治大学政治経済学部の大高ゼミ、立教大学コミュニティ福祉学部の藤井ゼミおよび原田ゼミと、小関ゼミの4つのゼミが合同で懇親会を開きました。
場所は、パルシステム生協連合会本部の会議室をお借りしました。
自己紹介やアイスブレーキングの後、映画「ワーカーズ2」の上映会、インターンシップ@協同組合2018の紹介、ゼミ代表どうしの連絡先交換など、盛りだくさんの内容でした。
映画上映会にあたっては日本労働者協同組合連合会にご協力いただきました。ありがとうございました。



3年生の活動がスタートしました

今年度の3年生は計14名(女3名、男11名)です。個性的で楽しい面々がそろいました。
これから2年間、いっしょにやっていきましょうね。
以下は、4月17日(火)の歓迎会の様子と、4月24日(火)の図書館ゼミツアーの様子です。





2017年度の活動

4年生が卒業論文を提出しました

今年度も、実に個性豊かな卒業論文が出揃いました。
論文のタイトルを眺めると、いったい、ここは何を研究しているゼミなのか? そんな思いもしなくはありませんが、 ゼミ生一人ひとりが真剣に自分のテーマに向き合い、1年間苦心を重ねながら歩んできた成果であることは確かです。
地域活性化、買い物難民、職場のストレス対策や過剰サービス問題、待機児童、空き家対策、スキー場経営、プロ野球の収益向上、クールジャパン、発達障害学生の支援など、 どれも今の日本が解決を迫られている重要な課題ですね。なかには、「ミニマリスト」や、ビジネスにおけるスマホの活用といった 最新の動きをとらえる論文もあり、ゼミ生の皆さんのセンスが鋭いなと感心させられます。
皆さんよく努力しました。本文はこちらから⇒ 

3年生の報告書が出来上がりました

1年間の調査活動の集大成として、報告書が完成しました。
スライド資料は12月の最終報告会で映写したもので、文章の部分は最終報告会後に執筆したものです。
調査に協力していただいた皆様、本当にありがとうございました!
以下からダウンロードできます。

 ・おもて表紙
 ・はじめに(1−3ページ)
 ・スポーツ班(5−28ページ)
 ・文化班(29−54ページ)
 ・インフラ班(55−78ページ)
 ・音楽班(79−98ページ)
 ・うら表紙




報告書原稿の提出

2018年1月16日、ゼミ最終日。報告書を提出し、1年間の活動の締めくくりです。
4年生になると卒業論文に取り組みます。

忘年会

12月19日、最終報告会も終わり、後は報告書を完成させるだけ。
3年生のゼミ活動も、そろそろ終わりが見えてきた頃です。小関はこの日、思いがけなく誕生日プレゼントをもらいました。
ありがとう。幹事さんお疲れさまでした。



最終報告会

12月10日、立教大学の藤井ゼミ・原田ゼミ、明治大学政治経済学部の大高ゼミと合同で行いました。
それぞれのグループが活動内容を発表し、聞き手が採点して、入賞したグループにはささやかな表彰をしました。
皆さんよく努力しました。終了後は、合同で懇親会を開きました。

  

中間報告会

9月30日(土)、立教大学池袋キャンパスにて、立教大学の藤井ゼミ・原田ゼミと明治大学の小関ゼミの3ゼミ合同で、中間報告会を開催しました。
ゼミ合宿を中心に、これまでの活動をまとめて、グループ単位でプレゼンテーションと質疑応答をしました。
少し緊張したようですが、いずれもきちんと報告できていました。よくがんばりました。
最終報告会は12月に行う予定です。


(立教大学・藤井敦史先生)


(スポーツ班の報告)


(文化班の報告)


(インフラ班の報告)


(音楽班の報告)


(全体のグループワーク)

ゼミ合宿について

2017年9月、関西方面にゼミ合宿に行ってきました。詳しくは、こちらのページをご覧ください。




2016年度 活動の内容

2016年度の卒業論文を公開しました

4年生が、1年間の研究成果をまとめて、卒業論文を提出しました。
多くの本や論文を読みこんで、インタビューをして、これほど長い文章を書くのは、誰にとっても初めての経験でした。
はじめのテーマ選びから、調査の方法、参考文献の書き方など、たいへんなこともありましたが、最後には無事に成果をまとめることができました。
みなさん、よく頑張りました。お疲れ様。 卒業論文のためのインタビューやアンケート調査ににご協力いただいた方々、この場を借りて深く御礼を申し上げます。ご協力まことに有難うございました。
卒業論文と、小関からの講評をPDFファイルで公開しますのでご覧ください。

報告書を発行しました

年末の合同発表会でのプレゼンを文章化し、レポートを作成しました。
約1年間の学習の成果が、報告書として一つの形になりました(2017年1月17日発行)。
冊子体は、紙数の都合上プレゼン資料(スライド)を載せることができませんでした。また、印刷部数もごく限られていました。
そこで、本サイト上に報告書のPDFファイルと、冊子に掲載できなかったプレゼン資料を以下に掲載します。

報告書『小関ゼミ3年生 2016年度調査報告書』(明治大学経営学部 小関隆志研究室編集・発行)

 ■おもて表紙
 ■まえがき
 ■まちづくり班 (※一部修正しました)
 ■教育班
 ■町おこし班
 ■うしろ表紙


スライド資料
 ●まちづくり班 「北陸新幹線開業による地域活性化」
 ●教育班 「社会教育と地域の関係性」
 ●町おこし班 「アニメーションと町おこし」

忘年会を開きました

3年生は今年1年間よく頑張りました。
無事に合同発表会を終えることができてほっと一安心。あとは報告書の原稿を用意するだけです。
楽しい冬休みを過ごしてくださいね。

「インターンシップ in 協同組合 2016」修了報告会

12月17日(土)、明治大学にて、「インターンシップ in 協同組合 2016」の修了報告会を開きました。
小関ゼミの2名を含め、明治大学、立教大学、日本大学、産業能率大学、東京家政大学などから計18名の学生がインターンシップに参加しました。受入団体は、生協、農協、労協、信用金庫、社会的企業と実に豊富なバリエーション。
昨年度の反省を踏まえ、現場の実習だけでなく、協同組合に関する学習や学生同士の交流をしてもらうため、事前レクチャーや3回の定例交流会を開くなど、内容面も充実しました。これほど手厚く学生を指導していただけるインターンシップは、他にそうそうないと思います。
参加した学生にとって貴重な機会になったことと確信しています。
修了報告会後の大交流会も、大いに盛り上がりました。
お忙しいなか、学生を受け入れてご指導いただいた各団体の皆様、またこのインターンシップを企画・実施していただいた生活サポート生協・東京の皆様、本当にありがとうございました。




合同発表会を開きました

12月13日(火)、立教大学池袋キャンパスにて、合同発表会を開きました。
立教大学コミュニティ福祉学部の藤井敦史ゼミ、原田晃樹ゼミと、明治大学の小関ゼミの3ゼミ合同での開催です。
藤井ゼミと原田ゼミからは計8つの班、小関ゼミからは3つの班、計11班が2つの教室に分かれて、質疑応答を含めて1班あたり約25分間の持ち時間でプレゼンテーションを行いました。
テーマは社会的企業・コミュニティビジネス、地域活性化・地域自治・まちおこし、社会教育と幅広く、また事例に扱った地域も東京・埼玉、北陸の地方都市、中国地方の中山間地域、さらにはイギリス・ロンドンと広範囲にわたりました。
合宿・授業で訪問した地域や、インターンシップに参加した団体の事例などが紹介され、1年間にわたって様々な学びを積み重ねてきたことがよく伝わってきました。
普段は自分のゼミの仲間との交流だけにとどまっていますが、時には他の学生の経験や考え方に接することで視野が広がり、良い刺激になります。また自分の発表に対して、担当教員以外の人からコメントをもらえるのも貴重な機会です。
合同発表会にお越しいただいて貴重なコメントをくださった生活サポート生協・東京の志波早苗さんと片畑智子さんに御礼申し上げます。
会場の提供・準備に奔走していただいた藤井先生・原田先生にも深く感謝です。

3年生は秋学期、この合同発表会に向けて、プレゼン資料を熱心に作り上げました。
まちづくり班は北陸新幹線の開業に伴う経済効果がどれほどあったのか、特に石川県と富山県における経済効果の違いに着目し、夏合宿で訪問した石川県庁・富山県庁からいただいた資料などを基に調べました。単に経済効果のデータを示すだけにとどまらず、自治体による主体的な取り組みを視野に入れています。
教育班は社会教育の多様な取り組みを調査しました。社会教育の中でも、4名のメンバーの関心はスポーツ、公教育、地域復興、自然教育と様々ですが、社会教育が地域にもたらすインパクトを探るという共通点があります。
町おこし班はアニメーションによる町おこしの効果に着目しました。特定の地域を取りあげたアニメが、放映終了後もその地域の活性化に持続的な効果をもたらせているのかという関心から、夏合宿で訪問した湯湧温泉の事例を取り上げています。
いずれもユニークな視点を持ち、限定的ではありますが一応の現地調査を経ており、興味深い内容だと思います。
小関ゼミ各班のプレゼン資料は以下の通りです。

●まちづくり班 「北陸新幹線開業による地域活性化」
●教育班 「社会教育と地域の関係性」
●町おこし班 「アニメーションと町おこし」

以下は報告会の様子です。



夏合宿に行きました

9月15日(木)〜17日(土)の2泊3日で、石川県金沢市・富山県富山市に夏合宿に行ってきました。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。

「インターンシップ in 協同組合 2016」キックオフ!

生活サポート生協・東京が主催する「インターンシップ in 協同組合 2016」。3回目となる今年度も引き続き参加しました。
小関ゼミからは渡邉君と羽岡君が参加することになりました。
7月2日(土)に開かれたキックオフ会議では、このインターンシップに参加した学生、受け入れていただく協同組合、教員が一堂に会し、顔合わせを行いました。
これからご指導をよろしくお願いします!

花まる学習会の皆様が来訪されました

6月28日(火)、ゼミの時間に「花まる学習会」(株式会社こうゆう)の皆様にお越しいただき、どのような教育活動を行っておられるかを教えていただきました。
私たちも一生徒になって問題を解いたり、「花まる学習会」の地域貢献活動の効果に感心したり、楽しく有意義な時間を過ごしました。
花まる学習会で仕事をしている3年生浦岡君の招待によるものです。 花まる学習会は普通の学習塾としての事業にとどまらず、小学校に働きかけて、革新的な教育手法を普及し、佐賀県武雄市では全国でも珍しい「官民一体型学校」を実践しているほか、長野県北相木村では町おこしの一環として山村留学を導入しているそうです。被災地支援も含めて地域と結びついた活動にも力を入れているとのこと。
代表・高濱正伸氏の教育理念がその背景にあるそうです。
太田優美様、新井征太郎様、佐々木汐莉様、本当にありがとうございました。



2年生を迎えました

6月4日・11日(土)に入室試験を行い、計12名の2年生を小関ゼミに迎えました。これからよろしくね!
入室試験で募集と選考を担った3年生が、6月21日(火)に2年生の歓迎会を開きました。



3ゼミ合同の交流会を開きました

4月23日(土)、立教大学コミュニティ福祉学部の藤井ゼミ・原田ゼミと、小関ゼミあわせて3ゼミが初めて顔を合わせ、交流会を開きました。
はじめは、「アーツ千代田」という、文化芸術関連の団体による施設に集まりました。この施設に入居しているエイブルアート・カンパニーのギャ ラリーとアトリエを見学し、同団体の柴崎由美子さんと疋田さんにご案内いただきました。
エイブルアート・カンパニーは、企業と提携して、障がいのある芸術家の作品を商品化しています。服やバッジ、バッグ、ランチョンマットなど、 実に様々な商品がギャラリーに展示されていました。障がいのある方の作品が企業から高く評価され、高い価格がつけられていることに驚きまし た。東日本大震災に際しては、芸術を通して震災復興支援を続けてこられたそうです。今回の熊本地震にも早々に支援を始めており、ランチョン マットやマウスパッドの売り上げが被災地支援に充てられるのだそうです(小関も購入しました)。
地下のアトリエ「ポレポレ」では、ちょうどこの日が月2回の創作活動の日で、数名の障がい者の方が「うく・しずむ」というテーマで、自由に絵 を描いておられました。皆さんとても楽しそうで、冗談も飛び交いながら、和気あいあいで取り組んでいる姿が印象的でした。1枚の絵をあっとい う間に描きあげる人もいれば、数か月かけてじっくり丁寧に描く人もいます。自分も描いてみたくなりました。柴崎さん・疋田さんには、ご対応い ただきありがとうございました!




アーツ千代田から、明治大学リバティタワーまでぞろぞろ歩き、第二部は交流会でした。全部で約50名とかなり大人数。3つのゼミの学生は初顔 合わせなので、アイスブレイクで自己紹介。「最近自分がハマっていること」を紹介しあってもらいました。
生活サポート生活協同組合・東京の志波早苗さんと片畑智子さんには、協同組合インターンシップの紹介をしていただきました。過去2年間の経験 を踏まえて、今年度はさらにバージョンアップしたインターンシップを企画しているとのこと。学生さん一人一人に丁寧に寄り添う、ハートフルな インターンシップなので、学生さんにはぜひ積極的に参加してほしいです。



初めまして!

今年度のゼミ3年生(演習II)は計12名(女子1・男子11)。初回(4月12日)に全員が初めて揃いました。皆さん初めまして、これから 2年間よろしくね!
初回は、メンバーの関心のあるテーマごとに、3-5名ずつ3つのグループに分かれました。今後、12月の合同発表会に向けて、各グループが研究 テーマを決めて、自由に調査を進めていく予定です。
初回終了後に、近くの中華料理屋さんで食べ放題・飲み放題の懇親会を楽しみました。
毎週火曜日5時限に、リバティタワー1162教室で開いています。気になった人は気軽にのぞいてみてください。

他方、ゼミ4年生(演習III)は計13名(女子3・男子10)。現在、就職活動真っ最中のため、初回に全員が顔をそろえることはできません でした。今の時点では就職活動に力を入れて、就職活動が一段落した時点でゼミのほうに頭を切り替えてもらう予定です。
4年生では、来年1月末の提出に向けて、卒業論文の執筆に取り組んでもらいます。3年生ではグループ単位で調査研究するのに対し、4年生では 一人一人異なるテーマを選び、論文を書きます。





2015年度 活動の内容

グループ調査報告書完成しました!

2016年1月、今年度3年生が取り組んだ調査の報告書がついにできあがりました。
PDF版をこちらからダウンロードしてください。


協同組合インターンシップ 修了報告会

12月18日(金)、「インターンシップ in 協同組合 2015 修了報告会」が池袋で開かれました(生活サポート生活協同組合・東京の主催)。
立教大学、明治大学、日本大学、駒澤大学などの学生が、いくつかの協同組合でインターンシップの実習をさせていただきました。
小関ゼミからは3名が参加しました(全体では12名が修了)。
7月のキックオフ・ミーティングから約5か月。インターンシップの成果を発表する学生たちの姿に、大きな成長を感じました。
協同組合インターンシップの運営の中心を担ってくださった、パルシステム連合会/生活サポート生協・東京の志波さん、学生を受け入れていただいた 協同組合の皆様に、深く感謝申し上げます。

   

2・3年生の忘年会を開きました

12月15日(火)、御茶ノ水で2・3年生の忘年会を開きました。
2年生のほうはゼミ活動がまだ始まっておらず、また2・3年生はキャンパスが分かれているので、普段はあまり接する機会がありません。
3年生が忘年会を企画し、2年生に参加を呼びかけて実現しました。おかげで、こうして久々に顔を合わせることができました。

  

合同の最終報告会を開きました

12月12日(土)、阿佐ヶ谷のすぎなみ協働プラザ会議室にて、河合ゼミ(高千穂大学)と合同の最終報告会を開催しました。
9月末の中間報告会から約3か月後、それぞれのゼミで進めてきた調査研究をまとめて、プレゼンテーションを行いました。
河合ゼミは4つのグループが、そして小関ゼミは3つのグループがそれぞれ、約20分ずつ発表し、それに対してゲストの方々、河合先生、小関が質問 やコメントを述べました。
当日は、杉並区児童青少年課の宮代哲男様にお越しいただき、貴重なコメントを頂戴しました。ありがとうございました。
また、すぎなみ協働プラザの味香様・嶋津様・阿波様・田原様にもご参加いただきました。合同の発表会の機会と会場を提供していただいたすぎなみ協 働プラザの皆様に深く感謝申し上げます。
河合ゼミ、小関ゼミ双方の学生が発表する姿を見て、この間の成長を実感できました。
ふだんのゼミ活動では外の目が入ることがありませんが、こうした合同の報告会では外部の人から見られる、意見を言われるという緊張感があり、プレ ゼンテーションに力が入ったのかもしれません。
こうした合同発表会は初めての試みで、手探りで始めたということもあり、不慣れな運営ではありましたが、多くの方の協力を得て無事に報告会を終え たことを嬉しく思っています。
みなさま、ありがとうございました!

     

4年生の懇親会を開きました

11月17日(火)、4年生が懇親会を開きました。4年生の前半は就職活動で忙しく、なかなか全員顔を合わせることができませんでした。
後半になってようやく落ち着き、卒論の執筆に打ち込めるようになりました。
3年生も数名参加しました。自分たちの就職活動の経験を、後輩に伝える時期になってきたようです。



中間報告会を開きました

9月26日(土)、和泉キャンパスの教室にて、河合ゼミ(高千穂大学)と合同の中間報告会を開催しました。
これまでの調査結果をまとめ、今後の計画を発表しました。

 

夏合宿に行ってきました

今回は8月24日〜26日の3日間、愛知県名古屋市に合宿に行ってきました。
こちらの報告をご覧ください。



2年生歓迎会を開きました

5月にゼミガイダンスやオープンゼミを開き、5月末から6月初めにかけて2年生のゼミ入室試験を行いました。3年生がすべて企画運営してくれまし た。
おかげで無事に入室試験が終わり、計13人の入室が決まりました。3年生の皆さんお疲れ様。ありがとう。2年生の皆さん、これからよろしくね。
6月16日(火)に、2年生の歓迎会を開きました。これも3年生が企画してくれました。こんなに盛り上がった飲み会は、小関ゼミ史上初です。
また集まりましょう!


 

最近のゼミの様子

毎週火曜日5時限に、リバティ1162教室でゼミを開いています。
いつもワイワイガヤガヤ、楽しくにぎやかに話し合いを進めています。
さて5−6月は、各グループの研究テーマと調査対象を検討し、あわせて夏合宿の計画を立てました。
現在のところ、3つのグループに分かれて、下記のような研究テーマを設定しています。
(1)地域活性化:B級グルメ、ゆるキャラ、ご当地アイドルなどの地域活性化手法がどのような経済効果をもたらすのか。
(2)スポーツ:障害者や高齢者、子ども、外国人など多様な人々を包摂し、関係を築くユニバーサルなスポーツのあり方とは。
(3)NPOとCSR:NPOが行う活動と、企業がCSR(企業社会責任)として行う活動には、どのような共通点と相違点があるのか。環境保全、 国際協力、労働環境の3分野でそれぞれNPOとCSRの事例を挙げて比較する。

夏合宿は、8月下旬に愛知県名古屋市に行く予定です。各グループが自分たちの研究テーマに沿って企業やNPO、行政機関などを訪問し、インタ ビューなどを行います。
これらの調査結果をまとめて、9月下旬には河合ゼミと合同の中間報告会で報告したいと考えています。



合同ワークショップ

4月25日(土)、阿佐ヶ谷の「す ぎなみ協働プラザ」にて、高千穂大学の河合先生のゼミと合同で初めてのワークショップを開きました。
すぎなみ協働プラザに全面的にご協力いただき、開催することができました。特に今回のワークショップを企画運営していただいた嶋津さんには、貴重 な機会を与えていただき、深く感謝です。
阿佐ヶ谷の街を案内してくださった黒田さん、佐藤さん、清水さん。ワークショップに同席して見守ってくださった博報堂DYアイ・オー社長の田沼さん、すぎなみ協働プラザの田原さん、インターン体験を報告して くれた首都大学の鶴岡さんと中央大学の伊藤さん。普段は出会えない方々にお会いして交流できる貴重な機会でした。
皆さん、本当にありがとうございました。

<はじめに、「すぎなみ協働プラザ」について、嶋津さんからのお話>


<河合ゼミの3年生が自己紹介(アイスブレイク)の司会を務めてくれました>


<阿佐ヶ谷の街を案内してくれたの黒田さん(左)と佐藤さん(右)>
 

<黒田さんが案内してくれた街のアート。自由に作品を展示できる「阿佐ヶ谷美術館」>


<阿佐ヶ谷のまち歩きで見つけた、ちょっと不思議な建物。これは映画館「阿佐ヶ谷ラピュタ」>


<戦後から飲み屋街が発展してきた「スターロード商店街」から歴史を感じます>


<お昼は本格的なタイ料理をいただきました。美味しかったです>


<阿佐ヶ谷駅北口にある「壁画」。灰色一色だった壁が色とりどりの絵で華やかになりました>
動 画も見てください!

<まち歩きの後は、みんなでワークショップ>


<最後に仲よく記念写真>


新歓コンパ

2015年4月14日(火)、新年度初めてのコンパを開きました。皆さんこれから2年間よろしくね。
 

2014年度 活動の内容

食事会を開きました! 2013年10月16日(水)明大前の「すみれ」で、初顔合わせをかねて食事会を開きました


2014年4月22日(火)新年度初めて、コンパを開きました


これから2年間、よろしくね!

5月31日(土)・6月7日(土)入室試験を行い、計11名(うち女子3、男子8)が合格しました。
入室試験を企画運営してくれたのは3年生の皆さんです。ありがとう。
6月24日(火)御茶ノ水駅前で、2年生の歓迎会を開きました。


写真はちょっと暗かったけど、みんなは明るく盛り上がりました!

9月10日(水)〜12日(金)宮城県石巻市に、合宿に行ってきました


震災からちょうど3年半。
予想外の出来事もありましたが、充実した3日間でした。



12月16日(火)、忘年会を開きました。
私は誕生日のケーキをいただきました!
皆さんありがとう!


12月16日(火)、3つのグループがこれまで調べてきた内容をまとめてプレゼンテーションを行いました。
グループA「商店街の経済活性化について」


グループB「フェアトレードと人権保護」


グループC「BOPビジネス 〜BOPビジネス促進制度につい て考える〜」


1月13日(火)、プレゼンテーションをもとにレポートをまとめました。
グループA「商店街の経済活性化について」
グループB「フェアトレードと人権保護」
グループC「BOPビジネス 〜BOPビジネス促進制度につ いて考える〜」

プレゼンテーションとレポートを合わせて、一冊の『グ ループ調査報告書』として製本しました。

2010年度 活動の内容

★ゼミ合宿

今年のゼミ合宿は、京都に行ってきました。
京都に行ったわりには、名所旧跡の観光をした人はあまりいませんでしたが、それぞれに楽しんでいたようです。
企業とNPO、計4団体を訪問し、お話をうかがってきました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
おかげさまで無事に2泊3日の合宿を終えることができました。この合宿で調査した結果を、プレゼンテーションに
つなげていきたいと思います。
⇒ 2010年度合宿の詳細はこちらをご覧 ください

 

☆現場訪問

《第3回》 6月18日(金)

日清食品ホールディングス(株)を訪問


6月18日(金)、日清食品ホールディングス(東京・新宿区)を訪問し、お話を伺いました。

1 組織・活動概要


日清食品ホールディングスは、「食」というものに様々な観点からアプローチをしている、多くのグループ会社を持つホールディングスである。
<グループ会社紹介>
(常温食品事業)日清食品株式会社・明星食品株式会社
(低温食品事業)日清食品チルド株式会社・日清食品冷凍株式会社
(菓子事業)日清シスコ株式会社
(飲料事業)日清ヨーク株式会社
(外食事業)味の民芸フードサービス株式会社
これに加え、機能子会社や、事業子会社などがある。また、米国、アジア、欧州にも多くのグループ会社、事業体を持っている。
グループ会社の種類の多さ、地域の多さにも「食」というセグメントに様々な角度からアプローチをしていることが見て取れる。
このような多角的、先進的な試みを端的に示すものが、日清食品ホールディングスのシンボル的な商品であり、世界最初のインスタントラーメンである 「チキンラーメン」だろう。
この姿勢は、CSRにも表れており、現在「百福士プロジェクト」という革新的な試みを行っている。
<百福士プロジェクト紹介>
百福士プロジェクトとは、創業50周年を機に、今後50年間に合計100の社会貢献の実施を目指す、企業の社会的責任を果たすプロジェクトであ る。その活動内容や名称にも日清食品グループの革新的な姿勢や、食へのこだわりを見ることができる。
■第一弾「アフリカ事業化自立支援"Oishii"プロジェクト」
貧しく食糧難に苦しむアフリカ・ケニアの人々に、インスタントラーメンの作り方を教え、経済的自立を支援。
■第二弾「自然体験活動指導者養成事業"あやしいオヤジを、正しいオヤジに変える!"プロジェクト」
自然体験活動の指導者資格を取得し、ボランティアとして活動することで、子供たちに自然との共生を教える。
■第三弾「防災備蓄食支援 もしもの時のチキンラーメン・カンプロジェクト」
防災・備蓄用長期保存缶を新たに開発し、大阪の3自治体に合計10万食を寄贈。
■第四弾「インスタントラーメンのお湯でもSTOP温暖化 お湯と生きる プロジェクト」
お湯を沸かす際のちょっとしたアクションで、たくさんのCO2排出量を削減できることを、ウェブサイトなどを通じて呼びかける。
■第五弾「社員 大ボランティア支援プログラム 社員の大ボラ応援します!」
社員が自ら取り組む社会貢献活動の資金の一部を支援することによって、社員およびその家族が積極的にボランティア活動に取り組めるようにする。
日 清食品ホールディングスHP http://www.nissinfoods-holdings.co.jp より引用・参考(2010年9月27日現在))

2 聞き取り調査


  • 第一弾では、ケニアでの「アフリカ事業化自立支援"Oishii"プロジェクト」を行うにあたって、困難だったことは、ケニアの人と 日本人では、おいしいと感じる感覚が異なるため、ケニアの人の味覚に合うチキンラーメンの開発を行うことであった。
  • この際、栄養バランスとめんの長さ、フレーバー、そして現地で手に入る原料を使うということにこだわって、ケニア版チキンラーメンを 完成させた。
  • ジョモケニヤッタ農工大学内に日本の技術を導入して生産ラボをつくり、1日1000食の生産を開始、浄水設備付きの車で学校に給食を 配布している。
  • 日清食品グループの行っている事業活動は、人のために行う。人の役に立つことをすれば、おのずと利益はついてくる。
  • 第四弾「お湯と生きる プロジェクト」では、今までの食品業界が行っていたような製品を作る過程でのエコではなく、消費者が使うときのエコを考えた。
  • 日清食品グループは、CSR活動においても、日清食品グループならではのユニークな活動を心がけている。
  • 第五弾「社員の大ボラ応援します!」では、第五弾では、日清食品グループはNPO団体等にお金だけを与えるだけの活動ではなく、自分 たちで汗をかきながら行うことに意味があるとしているため、寄付を行うのではなく社員自身が参加をすることを前提としている。

3 学生の感想

  • 第五弾「社員の大ボラ応援します!」では、会社内での社会貢献を目指す社員に、積極的に資金を提供して支援するという方法はとても素 晴らしいと感じた。
  • 第二弾の「"あやしいオヤジを、正しいオヤジに変える"プロジェクト」では、人生にやりがいを持たせる事ができるという点で、支援者 側にとっても大変意味のあることだと思った。
  • 『スープはどこの国にもある。ラーメンは麺+スープなので、麺に現地のスープを足せばその土地オリジナルのラーメンになる。だから現 地に根付きやすい。』という話を聞き、ラーメンはBOPビジネスに発展しやすい商品でもあるのだと思った。
  • また、NPOとの協働を行っているか?という疑問に対し、『NPOとの協同はしていない。資金を提供しておしまい、ではなく、自分達 も汗を流すことに意味がある』とおっしゃっていた言葉に、大変感銘を受けた。企業にもこの姿勢は大切だと思った。
  • 百福士プロジェクトは50年という長い期間をかけた壮大なプロジェクトであることにとても驚いたが、今までのプロジェクトはいずれも 日清食品グループの特徴を生かしたプロジェクトが遂行されており、今後のプロジェクトにも注目していきたいと思う。
  • 日清食品グループにはもっとこの百福士プロジェクトの活動をPRし、皆にこの活動の素晴らしさを知ってもらいたいと思う。
  • 今回の訪問で、自分たちの身の回りにあふれる『食』という問題を通して、国際協力にいかに自分たちが関わっていけるのかを深く考えさ せられた。この訪問を、今後の研究テーマに生かしていきたいと思う。

日清食品ホールディングスのみなさん、お忙しい中インタビューに応じていただき、本当にありがとうございました。ご協力に深く感謝申し上げます。 (井上唯可)


《第2回》 6月10日(木)

株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)を訪問


1.はじめに


 私たちのグループは「企業の社会的責任(CSR)」について研究を行っている。
そして数ある企業の中でも「旅行業界」に属している企業にターゲットを絞ることにした。今回はその最大手であるHISに訪問し、CSR活動やそれ に関連した経営戦略に至るまで様々なお話を伺った。

2.HISの行っているCSR活動


 今回は社会貢献関連事業室<注1>室長、矢内敬章さんにお話を伺った。その話によるとHISでは主に4つの方法でCSR 活動を行っているようである。

(1)スタディツアーへの取り組み
スタディツアーとは一般的な観光旅行とは異なり、日本の若者が途上国の社会問題などについて考え、実際に行って見て気付き学ぶ体験プログラムであ る。途上国に行き体験する事で、固定概念が崩れ、世界を見る視野が広がり、エネルギーをもらって元気になる。ボランティアをすることで逆に多くの ことを学ばせてもらうことにもなるという。
そして、将来の日本を背負って立つグローバルな視野で物事が考えられる若い方々が育ってもらいたいと考えているという。

(2)国際協力団体などに旅行業を通じた協力
海外で国際協力活動をしている団体は、NGO、NPO、学生団体などをはじめ数多くいる。しかし途上国を舞台として活動するには、航空券などの渡 航費が割高であったり、治安、衛生面での不安があったり、現地での宿泊、移動などの手配についても非常に手間が掛かるなどの問題点が数多く存在す る。HISではそのような団体に対し、海外旅行に対する強みと海外支店のネットワークを活かし、手配、価格、情報などで協力し応援している。

(3)途上国の観光開発、伝統文化の支援など
HISでは、バングラデシュやラオスをはじめとした途上国にも支店を開設し、日本からのツアーを実施するなどの観光開発に取り組んでいる。しかも 今後6年間で、海外千店舗を目指しているという。
一方、バリ島では、観光地化されたために失われつつある伝統文化の継承や保護活動にも取り組んでいる。これらの取り組みはそれぞれの国や地域に根 ざしたものであり、まさに旅行業ならではの取り組みと言える。

(4)その他の取り組み
以前は、孤児院の子ども達を海外旅行に招待する取り組みを行っていた。将来の日本を引っ張っていく子どもたちに海外を知って楽しんでもらいたい。 それも海外旅行から縁遠い孤児院の子どもたちにという社員のアイディアから。これら社会貢献への取り組みは、広告などにも使わないという方針で実 施していた。しかし取り組みとして良くても、HISが旅行会社として本当に求められている取り組みか、HISにしか出来ないことかなどを考え、現 在は、スタディツアーを中心に取り組んでいるという。
その他、日本旅行業協会を通じて、植林活動や環境助成などにも取り組んでいる。

3.本業のビジネスを通じた社会貢献活動


 ここまでHISの社会貢献活動について述べてきたが、HISは、本業である旅行を通じた社会貢献活動を中心に取り組んでいる。それは旅行会社が 求められているものであり、HISならではの取り組みとも言える。
HISにとって社会貢献活動は独自の取り組みではなく、全て本業と関わりがあり、ビジネスを通じた活動であり、経営戦略にも繋がると矢内さんは言 う。
学生の海外旅行離れと言われ久しい中、HISでもさまざまな取り組みをして来たが、学生と一緒になって取り組んでいる中で、今までは学生たちに求 められているものが提供出来ていなかったのではないかと反省し、学生のニーズに応えるツアーの開発に取り組んだという。それがスタディツアーであ る。CSRを本業のビジネスを通じサステナブルな取り組みにすべく取り組んでいるという。

4.今後のゼミ活動 〜HIS訪問を通して〜


 今回のHISの訪問を通して日本だけにとどまらず、他国の社会への貢献も意識したHISの活動に大変感銘を受けた。しかし同時に他の旅行会社は どのような活動を行っているのかが非常に気になった。HISと同じように途上国に力を入れているのか、それとも違う視点から見ているのか。さらに は中小企業の旅行会社はどんなCSR活動を行っているのか。国内旅行専門の会社はどうなのか……などなど疑問は尽きない。後期のゼミ活動ではその ような点を常に意識しながら企業訪問を行っていきたい。

<注>
1.社会貢献関連事業室:社会貢献活動に関することを扱う部署。2009年に設立された。

 


《第1回》 5月28日(金)

認定NPO法人ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)を訪問


5月28日(金)、認定NPO法人 ブリッジ エーシア ジャパン(東京・渋谷区)を訪問し、お話を伺いました。

(1) 組織・活動概要

特定非営利活動法人 ブリッジ エーシア ジャパン(以下、BAJ)は、社会的に弱い立場にある人たち、とくに女性、障害者、帰還民や国内避難民、低所得層などの自立を支援するために、
1)技術習得の機会や能力強化の機会を設ける
2)技術を収入に結びつける場を提供する
3)生活環境の整備と地域活性化を図る
ことを目標として、ミャンマー、ベトナムで活動を行っているNPO法人です。




主な活動の形態としては、
1)資金支援(奨学金事業を含む)[「南」(いわゆる途上国)の人々が必要とする資金を提供する形の協力]
2)物資供与[「南」の人々が必要とする物資を提供する形の協力]
3)人材派遣[技術を持った専門家や現地事務所責任者、プロジェクト調整員やインターンなどを日本や他の国々から派遣する形の協力]
4)緊急救援[自然災害(洪水、サイクロン、地震等)や人災(紛争等)によって、生命を脅かされた人々(被災民、避難民等)を当面の脅威から救う ために、緊急に物資供与、人材派遣、インフラの修復・再建、情報提供などを行う形の協力)]
5)調査研究[現地が抱える問題や課題、また国際協力に関連する海外での調査研究活動を行うことによる協力]
6)技術移転/OJTで住民参加を促しながら、橋梁建設、大工、左官などの技術を移転し、収入向上につなげる。あるいは、機械整備、裁縫、機織り 等の職業訓練を行って所得向上を図る。]
などがあります。

(2) 聞き取り調査

(質問:Q)現在の活動の場はミャンマー・ベトナムとのことですが、他の国にも活動の場を広げる可能性はあるのでしょうか。
(回答:A)以前活動を行っていたスリランカや他のアジア諸国で活動していく可能性もありますが、そのためには、国内でさらに広報活動を行い、よ り多くの方々にBAJの活動を理解していただき、活動資金を確保していく必要があります。

(Q)文化の違う国の人々に、日本人的な考えをもってして相手に接しているのでしょうか。
(A)なるべく現地の人々の文化・習慣を理解し、それに合わせて活動する必要があります。ただし、イスラム教徒の男性が、女性が外で訓練を受けた り働いたりすることに不満を持っているような場合には、話し合いを重ねて、女性が能力を向上させたり収入を得たりすることの重要性を理解してもら えるようにしています。

(Q)自立の促進を目的としてOJT方式を採用されていますが、インフラ整備に関する技術を取得する事は簡単なことではないと思います。現地の 人々がそういった技術を身につけるまでには、どれくらいの期間が必要なのでしょうか。また、技術取得や能力強化の機会を提供された現地の人々は、 やはりとても熱心に取り組まれているのでしょうか?
(A)ある程度の期間が必要で、数か月〜数年間かかることもああります。機会を得た人々はとても熱心に取り組んでいます。現地ではなるべくハイテ ク機械は使わずに、現地で入手できるものを使って技術習得のサポートができるようにしています。

(Q)寄付や会員などの個人の支援方法がありますが、参加人数はどれくらいいるのでしょうか。

(A)現在、様々な方々からご寄付をいただいていますが、会員数は減ってきていて、200名ほどです。マス・メディアでの活動紹介など、常に注目 を集める工夫が必要です。現在の広報の手段としては、マス・メディアでの情報発信のほか、活動報告会、各種イベント、大学での講義、学生や修学旅 行中の生徒の受入れ、ウェブサイト、ブログやツイッターなどがありますが、さらに広報のチャンネルを増やしていきたいです。

(3) 学生の感想

・ブリッジ エーシア ジャパンは、「なぜミャンマーのような軍事政権の国で活動するのか」というような批判を受けたこともあるそうですが、イン タビューを受けてくださった職員の方が、「軍事政権を支援しているわけではなく、その下で困窮している人々を支援するために私たちは活動していま す。ミャンマーのような国だからこそ、そこで活動する意義があります。」という話をされたのがとても印象的でした。BAJの職員の方々は本当に使 命感を持って働いていることがすごく伝わった言葉でした。
・今回のゼミ訪問を通して、些細なことでも自分に出来ることがあるということに確信が持てたので、自分も行動に移して行こうと思いました。

BAJのみなさん、お忙しい中インタビューに応じていただき、まことにありがとうございました。ご協力に深く感謝申し上げます。(村田大夢)



★ゼミプレ2010

今年もゼミプレに参加しました。今年は2つのグループに分かれて参加しました。

(1)CSRグループ:「旅行業界の再建:スタディツアーの可能性」


近年衰退傾向にある旅行業界。若者をスタディツアーに呼び込むことで、新市場を開拓できるのではないか。
そんな問題意識から、途上国へのスタディツアーに取り組むHISを訪問したほか、大手の旅行代理店を調査しました。

<プレゼンテーション資料>

(2)国際協力グループ:「国際的な貧困問題の解決に向けて:BOPビジネスの可能性」


貧困層をターゲットにした新たなビジネスとして、BOPビジネスが注目を集めています。利益をあげながら、貧困問題の解決につながれば、一挙両得 です。味の素やヤクルトなど、BOPに力を入れている企業を訪問し、その可能性を探りました。
☆ゼミプレで3位に入賞しました。おめでとう!

<プレゼンテーション資料>

2009年度 活動の内容

★ゼミ合宿

今回は9月15日〜17日の3日間、宮城県仙台市で合宿を行いました。
詳しくは、合宿のページをご覧くだ さい。

 

☆現場訪問


毎月、NPOなどの現場を訪問して、第一線で活躍している方にお話を聞いたり、活動に体験参加したり、楽しく交流したりしながら、NPOのこ とを肌で知ってもらうことを目的としています。
基本的に、毎月1回、3年生が自分たちの行きたい訪問先を選んで、訪問しています。

《ワークショップ》 11月24日(火)

訪問先:NPO法人 A SEED JAPAN
11月24日(火)、NPO法人A SEED JAPAN(東京)主催のエコ貯金ワークショップに参加しました。
理事長の土谷和之さんをはじめ、ASJの皆さん、ありがとうございました。

《第5回》 12月14日(月)

訪問先:NPO法人ブロードバン ド・アソシエーション
12月14日(月)、NPO法人ブロードバンド・アソシエーション(東京)を訪問し、お話をうかがいました。

(1) 組織概要
特定非営利活動法人ブロードバンド・アソシエーションは、「産官学を基軸としたネットワークを構築し、新しいブロードバンドサービス・ビジネ スを開花させていく場を提供し、情報化社会の発展、経済活動の活性化に寄与する」NPO(ウェブサイトより引用)である。
主な活動の柱は@ブロードバンドコンテンツ制作・流通の促進、Aブロードバンドサービスの促進(実証実験)、Bブロードバンドビジネス・人材 育成、Cブロードバンドの啓発活動・政策提言、D業界団体・地域・海外と連携した活動、である。具体的な活動内容の例を挙げると、年に2回 「ブロードバンド特別講演会」の開催、「BAエグゼクティブサロン」(人材育成)、大学研究者を交えて各種研究会の開催、などを行っている。

(2) 聞き取り調査
(質問)講演会の内容について教えてほしい。
(回答)明治記念館で年2回講演を行っている。席が足らないほどの大盛況でネットでの配信が定着してきている。満足度が非常に高く、講演回数 を増やして欲しいという要望もあるそうだ。以前までは著名人が1人で話す形式を取っていたが、近年からは著名人の対談形式を取るようになっ た。総務省の谷脇政策課長の講演も実現した。
(質問)エグゼクティブサロンではどのような講演があるのか。
(回答)先日開催された第51回エグゼクティブサロンでは Winny弁護団事務局長 塩俊光さんの講演が行われた。一般の参加も可能で講演 の後には懇親会が毎回開かれている。
(質問)研究会については。
(回答)ブロードバンド・アソシエーション(BA)は、BAすなわち「場」の提供にも努めていて、さまざまな研究会を開き、提言も出してい る。

(3) 学生の感想
・NPO団体は資金難や人員不足に悩んでいるというイメージがあったのだが、BAは志の高い優秀な人材によって設立され、協賛する企業もまた 大きいため資金難というようなことはないそうだ。著名人による講演会の参加費用も低く設定してあり、Broadbandビジネスを社会に浸透 させるため社会貢献している団体だと感じた。説明の内容には多くの著名人の名前が出てくるなど、驚きがあった。なぜなら、恥ずかしいことにも 今まで訪問してきたNPOを通して「NPOは地味だ」というイメージが私の中にあったからである。全体的に話されている内容も専門的なものが 多く私自身の勉強不足を感じた場面もあった。しかし、こういった種類のNPOがあることを知ることが出来たのは大きな収穫である。

 
《第4回》 11月27日(金)

訪問先:NPO法人日本NPO センター
11月27日(金)、NPO法人日本NPOセンター(東京)を訪問し、お話をうかがいました。

(1) 組織概要
特定非営利活動法人日本NPOセンターは、「民間非営利セクターに関するインフラストラクチャー・オーガニゼーション(基盤的組織)として、 NPOの社会的基盤の強化を図り、市民社会づくりの共同責任者としての企業や行政との新しいパートナーシップの確立」をめざすNPO(ウェブサイトより引用)で ある。
主な活動の柱は@情報事業、A相談・企画協力事業、B研修・交流事業、C調査・研究事業、D創出展開事業、Eネットワーキング事業、F制度関 連事業、である。具体的な活動内容の例を挙げると、@の情報事業についてはNPO法人データベース「NPOヒロバ」の運営、機関誌「NPOの ひろば」の編集・発行、ソフトウェア寄贈プログラム「TechSoup Japan」の運営などがある。Bの研修・交流事業については「市民セクター全国会議」の開催、「NPOと企業の対話フォーラム」「NPOと行政の対話フォーラム」の開 催、NPO支援センターのスタッフ研修会などを行っている。

(2) 聞き取り調査
(質問)事業分野のしぼり方は。
(回答)さまざまな事業を展開しているが、お金の仲介、人の仲介はしていない。企業・行政とのパートナーシップの2つを柱としている。
(質問)NPO法人データベースに細かい情報の記載がない団体もあるが、どう対処するか。
(回答)「上から目線」で良いNPOを選ぶのではなく、市民自身が選ぶべきだとの考えでデータベースを作ることにした。現在、 TechSoupプロジェクトでは、データベースに入力してくれる団体を対象に、3つのソフトを提供している。現在、データベースが乱立して いるので、データベースの相乗りを提案している。
(質問)企業・行政とのパートナーシップで2007年以降の新たな動きは何か。
(回答)主にTechSoupプロジェクトである。この他マイクロソフト社と「NPOデー」を全国規模で、また地域レベルでも開催。会員企業 は約60社におよぶ。行政とは共同していないが、自治体職員を研修生として受け入れている。
(質問)センターのスタッフについて。
(回答)有給スタッフは8名。この他ボランティアスタッフがいて、機関誌の編集作業などに従事している。
(質問)NPOにかかわっていない人へのアピール方法は。
(回答)本を出版し、広く一般の人に知ってもらう。また、市民セクター全国会議を隔年で開催しており、一般市民も参加できる。
(質問)相談業務では、どのような相談を受けることが多いのか。
(回答)NPO設立方法などについては、各地の支援センターが相談を受けている。日本NPOセンターには「人を雇いたい」とか「運営・会計が うまくいかない」などの相談が多い。企業からは、「社会貢献活動で、どのNPOと協働すればよいか」といった相談が多い。

(3) 学生の感想およびまとめ
・NPOは1つの問題に特化して取り組んでいるイメージがあり、中間支援組織といえどもそんな大きい事はできないと思っていた。けれど、話を 聞いて一番感じたのは、世界とつながっていたり、マイクロソフトのような大企業と協同していたり、やりかた次第で、できる事は多く、規模も 様々だと思った。驚いたのは、想像していたより働いてらっしゃる方の人数が少なかった。
・日本NPOセンターは政府からの助成金を使わない姿勢だということに驚いた。NPOは政府からの事業委託や助成金で予算を立てているイメー ジがあったからだ。しかし政府のお金を使うことは政府が主体になってしまう。よって、NPOセンターは自らが主体となって活動を行うため資金 調達もなるべく政府に頼らないようにしている。これからもその意志を貫いていって欲しい。
・とてもしっかりとした理念を持って活動していると感じた。事業の規模や内容から、事務所もものすごく広い潤沢なNPO団体だろうと想像して いたが、実際の苦労や努力を伺えて非常にためになった。丁寧かつわかりやすく話して頂いたので、質問した内容をよく理解することができた。

今回の訪問では(偶然ではあるが)学生の参加者が、2009年11月14日に行われた、経営学部ゼミナール協議会主催・ゼミプレ2009で中 間支援組織をテーマに調べたチームのメンバーが中心だった。よって、特に関心が高まっているタイミングで、中間支援組織で働く方がどのような 思いで働いているのか、などという生の声を伺えたことは、非常にいい経験となった。

 


《第3回》 11月9日(月)

訪問先:NPO法人大丸有エリアマ ネジメント協会
11月9日(月)、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会(東京)を訪問し、お話をうかがいました。

(1) 組織概要
特定非営利活動法人大丸有エリアマネジメント協会は、大手町・丸の内・有楽町のエリアで「人々が気持よく働けるよう、また、ここを訪れる方々 がこの街に愛着を持っていただけるよう、さらに一人でも多くの方にこの街のファンとなっていただけるよう活動するNPO」(ウェブサイトより引用)である。
主な活動の柱は@都市環境や就業環境などの環境改善、Aイベントなどによる地域の活性化、B多様なコミュニティの形成、である。具体的な活動 内容の例を挙げると、@の環境改善については公開空地等の活用、「丸の内シャトル」の運行支援、打ち水プロジェクト、「エコキッズ探検隊」、 常盤橋公園清掃活動、屋上緑化などがある。Aのイベントについては、Ligareセミナー、カフェ、軟式野球大会、フリーマーケット、広報活 動、モニター・マーケティング調査などを行っている。セミナーのテーマは、紅茶やカラーセラピー、日本酒、お香、浴衣着つけなど多彩で、月に 2〜3回の頻度で開催されている。

(2) 聞き取り調査
(質問)大丸有という3エリア合同での協会を作る際に問題はなかったか。
(回答)昔から大丸有というくくりで政策を行なっていた為、特になかった。
(質問)大丸有以外の地域へ活動拠点を拡大する予定はあるか。
(回答)他の地域では既に他の団体が活動しているので、大丸有地区に絞って活動する。
(質問)HPにNYのBIDの例が出ているが、今後、官民パートナーシップをとり不動産所有者から資金などを集める予定はあるか。
(回答)資金は会費等で賄う予定。
(質問)コミュニティサイクル社会実験はどのくらい利用されたか。
(回答)中間報告で630人の利用者。地域では地下鉄が発達しているが、移動の選択肢を増やしたことに意味がある。結果はわからないが、エコ や健康を意識する人も多いので、期待も高いのでは。しかし、放置自転車、走行場所などの問題点もある。
(質問)大丸有地区の住民に対するマネジメントは行なっているか。
(回答)大丸有地区に住民はいないため、行なっていない。
(質問)入会金と年会費の法人と個人の比率はどのくらいか。また、活動資金のうち、それらの占める割合は。
(回答)法人が9割以上。活動資金に占める会費の割合は1/3弱(だいたい520/1600万円)。その他の費用はイベント参加費等で賄って いる。寄付もある。

(3) 学生の感想およびまとめ
・自分たちの活動範囲や自分たちの理念以上のことはやらないなど、しっかりとした意志を持って事業を行っていることを感じることができた。ま た、真剣にあたたかく質問に答えていただき、ありがたかった。
・環境改善のイベントや多様なセミナーの開催など、オフィス街という大丸有の特性に見合った活動が行われていると思いました。


《第2回》 7月17日(金)

訪問先:NPO法人日本国際ボ ランティアセンター
7月17日(金)、NPO法人日本国際ボランティアセンター(東京)を訪問し、お話をうかがいました。

《第1回》 5月25日(月)

訪問先:NPO 法人ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン
5月25日(月)、NPO法人ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンのイベント(東京・外苑)に参加してきました。8人単位でグループをつ くり、暗闇の世界を体験してきました。視覚障害者の世界とはどういうものか、私自身も全く想像がつかなかっただけに、今回のイベントでの体験 はとても貴重なものでした。暗闇の世界に入る時にはかなり緊張感が伴いましたが、1時間もいると、次第に暗闇に慣れてくるものですね。グルー プのメンバーとのつながりを肌で感じました。
イベント参加後、学生2名がNPO代表の金井真介氏にインタビューをさせていただきました。お忙しいなか、インタビューに応じていただき、ま ことにありがとうございました。ご協力に深く感謝申し上げます。(小関)

(以下、学生による紹介文)
「見えないから見えるものがある」というコンセプトを持つダイアログ・イン・ザ・ダーク。
参加者が完全に光が遮断された空間の中、グループで暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)の方のサポートのもとで様々なシーンをと もに体験するソーシャルエンターテイメントです。暗闇の中で視覚以外のあらゆる感覚の楽しみ方、あたたかさ、可能性、コミュニケーションの大 切さを実感することができます。私たちゲストはダイアログ・イン・ザ・ダークを体験することによって個々に様々な思い、発見を持ち帰ることが できると同時に、また障害者の方のアテンドという形での雇用創出にもつながっています。
世界全体で600万人以上が体験したこのイベントは、1989年にドイツで生まれ、1999年以降は日本でも開催され、約4万6千人が体験し ています。



【学生の感想】

  • ・最初は何も見えないことに動揺するが、アテンドさんの誘導により、次第に見えないことに慣れ、見えない中でイメージを基に動くこと ができるようになった。
  • ・周りにいる仲間を頼ることが多かった。
  • ・日ごろ目を使って生活している私たち用に作られた施設内ですら暗闇になかなか対応できなかったのだから、実際に外で視覚に頼らず一 人で歩くことはとても怖いし、心細いと思う。
  • ・この体験を通じて、バリアフリーの必要性を感じた。
  • ・視覚に頼らない世界での動き方や物事の感じ方、楽しみ方を垣間見ることができた。
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☆ゼミプレ2009

11月7日(土)、和泉校舎にてゼミプレを行い、これまでの(数ヶ月間の)調査研究の成果を発表しました。準備にはかなりの労力を要したよう です。お疲れ様でした!
今回は2つのグループに分かれて発表しました。発表したスライドショーをご覧ください。
1つは、「中間支援組織〜その機能と は」で、合宿で訪問した「杜の伝言板ゆるる」を含め、いくつかのNPO中間支援組織を事例として、その機能を細かく 比較分析したものです。

もう1つは、「フェアトレードを普及させるに は〜企業参入による促進」で、フェアトレードの認知度が低い現状を踏まえ、企業がフェアトレードに積極的に参入する ことで普及促進を図ることの可能性を探ったものです。



【3年生懇親会】

皆さん初めまして!連休明けの5月7日(木)、3年生13名が集まって、自己紹介を兼ねて、初の懇親会を開きました。
御茶ノ水の街で、大いに盛り上がりました。 これから2年間、どうぞよろしくね。
幹事さん、お疲れ様でした。

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★2008年度 活動の内容


☆ゼミ合宿

今年のゼミ合宿では、福岡のNPOと企業に訪問してきました。
ウェブサイトで分かる情報とは違って、実際にNPOや企業で仕事をしている方からうかがうお話からは、仕事にかける意気込みや情熱、さまざま なご苦労を感じ取ることができました。
福岡の名物である明太子や、水たき、もつ鍋、とんこつラーメンなども堪能してきました。
皆さん夜遅くまで語り合っていたようです。楽しい思い出になったことでしょう。
詳しくは、こちらをご覧ください。

  

★現場訪問


《第5回》 12月9日(火)

訪問先:ビズデザイン 株式会社
ビズデザインは、2008年7月に設立されたばかりのフレッシュな企業で、CSRコンサルティングを専門としています。代表取締役の木村乃 (だい)さんは、野村総合研究所から三浦市役所へと転職し、住民参加型コーディネートを手がけてきた異色の経歴を持っている方です。「三浦市 初の民間人登用」ということで注目を集めましたが、映画制作のNPO法人まで設立し、さらには公務員にとどまることなく、自ら起業してしまっ たという行動派。
木村さんはCSRのコンサルティングの他、NPOに対するマーケティングの導入などを進めていきたいと抱負を語ってくれました。
木村さんからお話をうかがって、「ビジネスを通して社会を変えていきたい」という大きなエネルギーが伝わってきました。お忙しいなか、インタ ビューで率直なお話を聞かせていただいた木村さんに感謝いたします。



【学生の感想】
・社長さんにお話を伺うことができ、楽しかったです。コンサルタントというと自分はピンと来ていなかったのですが、木村さんのお話でけっこう 分かりました。
・公務員を目指している自分にとっては、以前三浦市役所で働かれていた木村さんのお話は、とても参考になりました。また、ビジネスに対する熱 い思いを聞くことができ、大変貴重な経験となりました。
・今までのNPOの代表の方よりも数値にとてもこだわる印象でした。木村さんが以前市役所に勤められていたとのことでしたが、実際会ってみ て、市役所には合わないと思いました。経営者向きで、進んで人脈を増やそうとしていて、社会全体のCSRの高まりも合わせ、成長機会を得るこ とができる。そして、木村さんがブレない軸を持っていると感じたので、それがある人なら成功をつかむ事ができるだろうと感じました。
・木村さんはどうしたらNPO経営が成功するか、など明確なビジョンをお持ちでただただ圧倒されました。今までNPO団体を訪問する機会が多 かったのですが、もっと早くコンサルティングの観点からのお話を聞けば良かったと思いました。また、体当たりで人のつながりを築いていくこと が、ビジネスにおいても、また自分自身のこれからの生き方と重ね合わせても、とても重要だと感じました。 あと、ゼミのグループでCRMにつ いて勉強していたので、木村さんの口から「CRM」という言葉が聞けたのが個人的に嬉しかったです!(笑)

《ビズデザイン株式会社BIZ DESIGNについて》
○ミッション
 ビジネスを社会的にも経営的にも尊敬される価値ある営みとしてデザインすること。
  1.市民と企業の力をつないで日本の元気と誇りを再生する
  2.顧客企業の社会的価値と経営的価値のベストバランスを実現する
  3.顧客に心から「ありがとう」と言ってもらえる企業になる
○主なサービス
  ・CSRコンサルティング
  ・地域再生事業戦略&シティ・セールス戦略
  ・社会貢献プロデュース
○代表取締役 木村 乃(きむら だい)

・京都大学卒業後、野村総合研究所、三浦市役所などを経て、BIZ DESIGNを設立。平成19年には、内閣府より地域活性化伝道師に選定されている。
・起業前の主要実績としては、住民参加型・住民主体型まちづくりコーディネート、行政計画策定に係わる基礎調査・原案立案、行財政改革立案/ 実行支援、他多数。
・現在は、CSRのトータルコーディネート&プロデュース、商品開発・マーケティング調査等リサーチ全般、行政改革・行政評価等アドバイザー などを手がけている。

《第4回》 10月17日(金)
訪問先:特 定非営利活動法人 かものはしプロジェクト
かものはしプロジェクトは、カンボジアの児童買春をなくすため、カンボジアの農村に民芸品工房を作って、雇用の場を生み出す活動をしている社会的 企業です。村田早耶香さんをはじめ3人の若者が学生時代に起業し、日本国内のIT事業・サポーター事業とカンボジアの民芸品工房を組み合わせたユ ニークなビジネスモデルが、NHKの「福祉ネットワーク」でも取り上げられるなど、大きな注目を集めています。
かものはしプロジェクトの事務所を訪問し、共同代表の青木健太さんにお話を伺いました。学生とあまり変わらない年代ということもあってか、今後の 進路を控えた学生にとって、またとない刺激になったようです。青木さんのご協力に深く感謝いたします。



【学生の感想】 ・かものはしさんの考え方は『確かに』と思える部分が多かった。TVではわからないこと(経緯等)も聞けてよかった。ぜひカンボジアでの目標は達 して欲しい。
・かものはしプロジェクト様が行っているカンボジアでの活動は、誰もが納得できる活動を行っているように思えました。雇用者としての一面もあり、 利益を出すことで、よりよい活動を行えているNPO法人は、初めてでした。
・どのような考えで活動を行っているのかということや、青木さんとは年齢も近かったので、人生において参考になる話を聞かせていただき、とても有 意義な時間となりました。
・青木さんたちが今の僕たちと変わらない年齢のときにプロジェクトを始めたと聞いて、その行動力に感心しました。
・自分たちにできる範囲で、確実に子どもや女性を救おうとしている姿勢に、感銘を受けたと同時に、信用性も感じることができました。また。自分の 仕事に誇りと槍勝ちを持って取り組んでいらっしゃったので、とても良い話を聞くことができたと思いました。
・学生時代に起業されたことを聞き、就職活動を控えた私たちにとっては選択肢を増やすことができた。お話を聞けて良かった。
・今の自分にも何かできることがあるのかどうか考えることができました。20歳でもできることがあると自信が持てました。
・職業訓練や仕事を提供することで、出稼ぎに行かなくてもすむくらいの賃金を払い、またその仕事も商品精度を高めていくなど、経営面からもサポー トしていることからも、日本での事業も含めて継続していくことで、問題解決につながると感じました。
・自分が就職するうえで、やりたい仕事をやれるか考えさせられました。また、民間企業のように収益を挙げることは大事だと思いました。
・自分が感じたことに対するアプローチの仕方が、非常にためになりました。実際に事業まで結びつけたことがすばらしいなと感じ、かものはしさんの ようにカンボジアに対象を置くのではなく、何かをしたい、助けたいという結果カンボジアの子どもたちを援助するという、考え方が勉強になりまし た。
《第3回》 7月10日(木)
訪問先:特定非営利活動法 人 東京養育家庭の会
東京都の養育家庭制度(里親制度)において、里親と里子のために活動している、東京養育家庭の会の青葉さんにお話をうかがいました。
今回は、青葉さんがわざわざ明治大学に足を運んでくださって、大学の教室内で説明を受けることができました(写真)。
NPOの活動実態というだけでなく、里親に関する制度や里子の現状についても詳しく教えていただき、大変参考になりました。
本当にありがとうございました。



【学生の感想】 ・今回の現場訪問の方が気さくな方で、養育家庭についてのことも、実情も含め、話をしてくれたので良かった。楽しい時間でした。
・里子は18歳になると自立しなければならず、大学に進学した場合は自分で生活費や学費を払わなければならないので、僕は幸せなんだということを 実感しました。
・里親・里子の皆さんには、外からは見えない苦労があるのだということを実感しました。NPO経営以上のものを学びました。
・めっちゃおもしろかったです!
・とても気さくで、子どもたちの相手をしてるんだという雰囲気が出てる人で、楽しく話をしてくれ、また問題も分かりやすく説明してもらえました。
・今までのなかで一番面白い方でした。自分がアポをとったので、無事終わって良かったです。
・養育という分野についての現状や課題が分かった。大変ゆかいな方でした。
《第2回》 6月13日(金)
訪問先:特定非営利活動法人 東京労働 安全衛生センター(TOSHC)
東京・亀戸に事務所があり、労災・職業病問題に取り組んでいるNPO法人、東京労働安全衛生センター(TOSHC)を訪問してきました。
事務局長の飯田さんから、アスベストじん肺などの職業病についてお話をうかがいました。大学卒業後に社会人となる学生にとっても、労災・職業病問 題は極めて身近な問題。改めてこの問題に関心を高めました。
熱心にお話しいただいた飯田さんはじめTOSHCの皆様、ありがとうございました。



【学生の感想】 ・いろいろな職業病問題(特にアスベスト)に関して力を入れていて、これから自分たちの進むであろう企業等の問題を取り組んでいる先人の人たちの 話を聞けて、これからに役立てられると思った。
・今までは労災にはほとんど興味がありませんでしたが、実際に話を聞いてみると、思っていた以上に深刻な問題であることが分かりました。また、飯 田さんが新聞に載っていたのには驚きました。
・労災について多くを学びました。飯田さんに熱心に答えていただけたので、これからの仕事にいかしていきたいです。
・労災問題について興味があったので、話や資料などで知識がより深まりました。実際にそういう問題を取り扱い、職業病等で悩んでいる人たちを助け ている方の話を聞けたことは、とてもためになりました。
・多くの資料を使って、用意した質問に答えてもらったり、団体のことを説明してもらえて、とても理解しやすかったです。これからの労働人生に役立 てたいと思います。
・パワーポイントや資料を使ってとても丁寧に説明してくださり、感激しました。団体はとても専門性に特化していて、深刻な労働問題に非常に本格的 に取り組みをしていらっしゃいました。行政・病院・企業では足りないサービスを、労働者の立場に立って行っていました。今は実感できませんが、も し自分が被災してしまったら、センターがないと不安だと思います。東北地方にはないそうですが、私は今の日本にはなくてはならないNPOだと思っ たので、全国に支部ができることを期待しています。
・労働問題と職業病について丁寧に説明していただきました。これまでの認識よりももっと深い理解になりました。
・飯田さんの熱いお話によってアスベストの怖さを実感しました。現在、日本では少なくなっていますが、海外ではいまだに多く使われていることを 知って、僕たちも何か動かなければならないと強く感じました。
・労働問題に関する事実を、飯田さんのお話を通じて理解することができた。今後、就職をする自分にとって非常に大きな経験となった。
・労働問題は、いちばん身近な問題ですが、今まで真剣に考えたことがありませんでした。これから社会に出て働く一員として、他人事ではないと感じ ました。海外研修を含め、労働問題について幅広く取り組んでいらっしゃったので、とても勉強になりました。
《第1回》 5月25日(日)
訪問先: NPO  GoodDay
恵比寿の街や逗子海岸、富士山などの清掃活動に取り組んでいるNPO、GoodDayを訪問してきました。
副代表の林さんと、高橋さん、亀井さん、竹内さんに、NPOの活動・運営についていろいろとお話をうかがい、また恵比寿の街の清掃ボランティア活 動「エビ☆スカ」に参加させてもらいました。清掃活動の後は、みんなで手作りキャンドルの講座にも参加し、楽しく交流してきました。
私たちの訪問を快く受け入れてくださったGoodDayの皆様、本当にありがとうございました。





【学生の感想】 ・普段、机の上での勉強だけだったのが、NPO団体が実際にどのようなことをしているのかイメージしにくかったが、いろいろ話を聞いてみて、リア リティがあり、とてもいい勉強になりました。
・NPO団体の実際の活動を体験して、今まで話を聞いていただけといった形から、実際体験をできてよかった。
・何かに熱心に取り組んでいるのを見て、とても刺激をもらいました。NPOというと"ボランティア"というイメージがあったけれど、メンバーの 方々が楽しむことを目標に活動しているのを直に感じて、自然と"ボランティア"というイメージが消えて、自分自身楽しむことができました。
・NPO団体というともっと深刻な雰囲気があるイメージがあったのですが、GoodDayさんはスタッフの皆さんこれとは別に本業を持っていらっ しゃって、「楽しみながら」という要素があるのが新鮮でした。しかももしスタッフの1人が本業が忙しくてGoodDayの仕事に手が回らないとい うことになっても、その仕事を他の人でもカバーできる組織体制が整っていました。スタッフさんたちの日頃からのコミュニケーションの良さをとても 感じたし、とても大事なことだと思いました。企業の協働という点でも、参加者を集めるという点でも重要な要素だと思いました。
・本業の仕事をやりながら副業として環境活動をするということが、自分が元々やりたかったことと合致していたので参考になりました。今、 GoodDayさんの活動に参加したい気持ちがメラメラと燃えています。
・NPOといっても、団体として活動しているので、普通の企業へ行くような感じを想像していたら、全然そんなことはなくて、すごくフレンドリーに 接してくれました。副業的に行っているとはいえ、皆さんがとても自信をもって話していて、また楽しみながらやっているなというのが伝わってくるの がとても印象的でした。
・自分たちの用意した質問にパワーポイントまで使って丁寧に答えてもらえて感激しました。GoodDayさんの雰囲気はとても良くこちらにもやさ しく接してくれました。GoodDayさんはNPOの理想ですね。
・実際に話を聞いてみて、自分の思っていることとは違った面の話を聞くことができて、とてもためになりました。GoodDayの皆さんも、気さく に話を聞ける場を作ってくれて感謝しています。
・最初、すごく緊張して、うまく質問ができませんでしたが、ただNPO団体の人が若かったのでびっくりはしたが、その企画運営は、他の団体と全く 変わらず、大変魅力的なものでした。

☆ゼミプレ2008

11月8日(土)、ゼミプレ2008が行われました。昨年度までは「学内大会」といっていた、ゼミ対抗のプレゼンテーション大会です。
今年度の小関ゼミは、「CSRグループ」と「NPOグループ」の2班に分かれてそれぞれ調査研究を行い、ゼミプレの発表準備を進めました。
「CSRグループ」が選んだテーマは「コーズ・リレイティッド・マーケティング」。企業がNPOと協働しながら、経済的利益と公益を同時に追 求しようとするマーケティング戦略のことです。ボルヴィックの「1リッター フォー 10リッター」キャンペーンの成功が一つのきっかけと なって、学生の関心を呼んだようです。このグループは、どうすれば経済的利益と公益を同時に達成できるのかを、具体例をもとに考えました。
他方、「NPOグループ」が選んだテーマは「ケア付き住宅の経営」。高齢社会を迎えて、高齢者が老人ホームではなく住宅に住み、しかも介護 (ケア)が受けられるという新しい形です。NPOがケア付き住宅を経営する事例も少なからずあり、このグループはNPOがケア付き住宅を経営 することの意義と課題を考えました。
研究と発表準備は教員がほとんど口を出すことなく、学生がほぼ独力で進めました。各グループが頻繁に集まっては打ち合わせを重ね、よく努力し ていたと思います。自分たちでテーマを決めて学ぶ、貴重な機会になったことと思います。グループごとに集まってわいわいがやがや、おしゃべり する9も楽しい時間だったようです。
お疲れ様でした!
以下、発表したプレゼン資料を掲載しておきます。

<CSRグループ 「Cause Related Marketing」>



<NPOグループ 「NPOの経営」>


【2年生新歓コンパ】

5月31日(土)・6月7日(土)にゼミ入室試験があり、計13名の2年生が新たに小関ゼミの仲間として加わることになりました。
ようこそ!これから3年間、一緒に学んでいきましょう。
2年生を歓迎するコンパを6月21日(土)に新宿で開きました。3年生・4年生も多数集まり、さっそくメールアドレス交換があちこちで始まってい ました。
楽しいひとときを企画してくれた幹事さん、お疲れ様。

  

【新年度の懇親会】

4月30日、御茶ノ水にて、3年生の懇親会を開きました。今年から2年間、よろしくね。
さっそく懇親会を企画してくれたレク係のお二人、どうもありがとう!とても楽しかったです。




【追い出しコンパ】

3月4日、都内で、4年生の歓送会を開きました。
4年生はもうすぐ巣立ちの日。大学を出て就職する人も、進学する人も、それぞれの道を歩んでいくことになります。
元気いっぱいに、自分の信じた道を歩み続けてほしいと願っています。
またいつでも大学に遊びに来てください。待っていますよ!
2年生・3年生も多数集まって、22名によるにぎやかな楽しい会となりました。
忘年会に引き続き、今回の歓送会を企画してくれた幹事さん、ありがとう。(小関)




【忘年会】

12月中旬、都内で忘年会を開きました。
普段は同じ学年どうしの付き合いですが、忘年会などの飲み会は、異学年どうしの貴重な交流の場となっています。
2〜4年生、合わせて21名が参加し、楽しいひとときを過ごしました。
忘年会幹事さん、お疲れさま。ありがとう。(小関)


★2007年度 活動の内容


☆ゼミ合宿

今回は名古屋を訪問し、スポーツ、子ども、中間支援の各分野で活躍するNPOの方々にお話をうかがってきました。
実際に活躍されている方のお話は説得力があって刺激を受けます。とても良い経験をさせてもらいました。
また、名古屋では名古屋城、名古屋港水族館、イタリア村なども見学し、楽しい思い出を作ってきました。
詳しくはこちらをご覧ください。



★現場訪問


今年度は学内大会のテーマをSRI(社会的責任投資)に決めたことから、SRIに関連した企業・団体を訪問しようということになりました。
最初に訪れたのは(株) 損害保険ジャパンでした。損保ジャパンは愛称「ぶなの森」というエコファンドを発売していることで知られています。
エコファンドは環境に配慮した事業をしている企業を選んで投資する投資信託ですが、「ぶなの森」はどのような基準で投資先を選んでいるのかな どを教えてもらいました。
次はパブリックリソースセン ター(CPRD)です。CPRDは、投資候補となる企業を調査する調査機関です。CPRDの杉田さんには、わざわざ明治大学まで 足を運んでいただき、調査機関の側から見たSRIについて、出張講義をしていただきました。
さらに、エコファンドの投資先である(株) 商船三井にもお邪魔しました。投資先の立場からはSRIがどう見えるのか。投資会社や調査機関とは少し違った視点を感じました。
同じSRIでも、立場や視点を変えてみると違って見えてきますね。物事を多面的に見て理解を深めることの重要性を、今回の現場訪問で学んだこ とと思います。(小関)

☆学内大会


学内大会のテーマは社会的責任投資(SRI)でした。昨年度より1カ月早い11月の開催でしたので、準備期間が短く、研究テーマを決めてから 結果をまとめるまでにあまり時間の余裕がありませんでした。
また、そもそもSRIとは何か? どこに訪問すればいいのか? 発表の結論はどうすればいいか? など、多くの「?」にぶつかり、みんなで悩 みながらも、発表までに何とか間に合わせるよう、何度も集まっては準備を進めてきました。
ゼミの学生たちは、じつによく頑張ったと思います。お疲れさま。
発表したプレゼンテーション資料を掲載しておきます。 (小関)

小関隆志ゼミナール「SRI(社 会的責任投資)について」

☆2006年度の活動

★ゼミ合宿


2006年のゼミ合宿は、2泊3日で宮城県に行ってきました。
県内で地域活性化やホームレス支援などの活動をしているNPOを訪問し、その取り組みについてうかがってきました。
また、仙台のおいしい牛タンも食べてきました。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。 ⇒ 2006年ゼミ合宿

 

☆現場訪問

2005年度から、「現場訪問」を始めました。合宿でも現場を訪問しますが、その後もできるだけいろいろなところに訪問して、実践家の話を聞 いたり、見学したり、あるいは自分で活動にじっさいに参加して体験したりして、問題意識を高めようという趣旨です。
教員がお膳立てをして皆さんを連れて行くのではありません。3年生の皆さんは、自分たちで企画を立ててほかの人を引率することによって、自信 がつくと思います。2年生の皆さんは、今年はくっついて行くだけですが、来年度の練習というか、予行演習になりますね。

今年度は、3年生みんなで話し合った結果、学内大会での発表に向けて、ホームレス問題に取り組むNPOを訪問しようということに。 実は、ゼミ合宿に行く前は、ホームレスの問題に深い関心があったわけではなかったのです。しかし、9月のゼミ合宿で仙台夜回りグループを訪問 したところ、そこでうかがったお話にみんなが感銘を受けて、急速に関心が高まりました。よく「一期一会」と言いますが、一度の出会いがこれほ ど影響を与えるものなんですね。

そこで、11〜12月にかけて、ゼミ生みんなで東京都内のホームレス支援団体をいくつか訪問してきました。自立支援センターもやい、ふるさと の会、ビッグイシュー日本、そしてスープの会の皆様、ご協力に深く感謝いたします。スープの会のボランティア活動に、私たちも飛び入りで参加 させてもらいました。

現場の教育力の大きさに、改めて驚かされます。

<ふるさとの会訪問のようす>

  

★学内大会


現場訪問でホームレス支援団体を訪問・見学し、日本におけるホームレス問題と、ホームレス支援活動の課題について考察を深めました。その成果 を、2006年12月16日に開かれた経営学部の学内大会で発表しました。

パワーポイント資料をPDFファイルに変換して、 アップ しましたので、ご覧いただければと思います。

 

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<4年生の追い出しコンパを開きました(3月15日)>

忘年会に引き続き、幹事を引き受けてくれた土田君、ありがとう。お疲れ様でした。
2年生も来てくれて、とてもうれしかったです。みんなで楽しいひと時を過ごしました。
  

<忘年会を開きました(12月28日)>

忘年会の幹事を引き受けてくれた土田君、ありがとう。お疲れ様でした。
卒論の第一次草稿を出してほっと一息、みんなで楽しいひと時を過ごしました。
  

<4年生の歓送会(3月1日)>

 

3年生(当時)が、4年生のために歓送会(追い出しコンパ/追いコン)を開いてくれました。2・3年生も、じきに送り出される側にまわるよ。(小 関)

<卒業式の日(3月26日)です>

  

卒業生の皆さん、本当におめでとう。皆さんの笑顔がとっても輝いていますよ。
今後の活躍を、期待しています。またいつでも大学に遊びに来てください。(小関)

★2005年度の活動

現場訪問



今年度は、3年生みんなで話し合った結果、学内大会での発表に向けて、ニート・フリーター問題に取り組むNPOを訪問しようということに。

そこで、10月にはヤングジョブスポット東京(渋谷区)、11月にはNPO法人ニュースタート(市川市)、12月には文化学習共同センター(三鷹 市)を訪問してきました。文化学習共同センターでは、子どもたちと大学生との長時間にわたる懇談もさせてもらいました。

現場の教育力の大きさに、改めて驚かされます。

<ヤングジョブスポット東京への訪問>

 

<ニュースタートへの訪問>

 

<文化学習共同センターへの訪問>

 


学内大会



2005年12月、3年生(計9名)が和泉校舎で開かれた学内大会に参加し、「ニート・フリーター問題とNPOの取り組み」という 題で発表しました。
小関ゼミ初の快挙です!
この発表に至るまでに、ニート・フリーター問題について9名が分担し、約3ヶ月にわたって調べました。ニート・フリーター問題に取り組む各地の NPOを訪問したり、さまざまな文献を集めたり、中学・高校生にアンケートをとったりして、苦心の末にまとめました。
発表直前は時間の余裕がなくて、まとめるのにかなり苦労していたようですが、良い成果を挙げることができました。お疲れさま!
ぜひプレゼンテーションをご覧ください。

課外活動:企業とNPOのパートナーシップによる社会貢献プログラムに参加


味 の素(株)IEC(国際理解教育情報センター)が パートナーシップを組んで、社会貢献プログラム「食の探検隊」と「食のガーデン」を展開し、各地で好評を得ています。
企業とNPOがともに、たがいの強みを活かしてひとつの事業を行うことを「パートナーシップ」とか「協働」といい、その重要性が指摘されています が、実際にはどのように事業を行っているのでしょう? 
普通は、その現場を見たり、自分も参加して体験することは、なかなかできないものです。
でも大丈夫。味の素と提携しているNPO(非営利組織)のIEC(国際 理解教育情報センター)の全面的なご協力により、ゼミ生の参加が可能となりました。

「食の探検隊」は、小学 生がタイやカンボジアなどのエスニック料理を作って食べることを通して、その国の文化を学ぶ「国際理解教育」プログラムです。ゼミ生は小学生が料 理を作るのをお手伝いするボランティアです。

下記の写真は、IEC代表の藤井さんと、スタッフの友田さんにお越しいただいて、ゼミ生に説明していただいているところです(5月20日)。
 

浦安市内の小学校で活動に参加しているところです(6月)。
 

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★2004年度の活動



ゲスト&シンポジウム・・・ (6月)
●(特)ユニバーサルデザイン生活者ネットワーク(UDC)の、大矢野さんと吉田さん。
   ゼミに来て、活動内容を説明してもらいました。


●千代田区役所の加藤さん。
   ゼミに来て、活動内容を説明してもらいました。



●企業とNPOの協働の事例に関するシンポジウム(UDCの3周年記念シンポジウム)に参加。
   私たちもいっしょうけんめい、受付を手伝いました。

  

  

夏のゼミ合宿・・・ (9月)
●合宿は茨城県・水戸市へ。旧県庁舎にある「大好きいばらき県民会議」を訪問しました。
   県内のNPOに対する情報提供などの支援を行っています。

  
●ついでに県庁舎にも足を伸ばしました。高層ビルからの眺めは格別。それにしてもホント暑い日でした…
  

●そして、偕楽園へ。どうして真夏に偕楽園に行くの?などと聞かないでください。
  …葉っぱが生い茂った梅の木を見るのもいいもんですよ(?)
  オフシーズンにもかかわらず、観光ボランティアの方が、丁寧に園内を案内してくださいました。深謝。

  

●民間の中間支援組織「コモンズ」を訪問。ここは、レストランも営業しているのです。
   私たちも昼食をいただきました。狭いキッチンで(失礼!)、大人数の食事を用意するのは大変だったようです。

  

訪問しました・・・ (12月)
●三軒茶屋に、(財)日本フォスター・プラン協会の事務所があります。
  どのような活動をしているのか、ゼミ生のみんなで訪問し、お話をうかがいました。

  

忘年会です・・・  (12月)
●すてきなゲストルームを借り切って、忘年会をしました。
  レク担当の幹事さん、ご苦労さま。楽しかったです。

  

卒業おめでとう・・・  (3月)
●マァなんと立派になって。 見違えるようです。
 また会いましょう。人生に疲れたら、またいつでも戻っておいで。

  





【連絡先】  小関隆志(こせき・たかし)研究室

〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
 明治大学 経営学部
TEL/FAX 03-3296-2085(研究室直通)
e-mail koseki@meiji.ac.jp