小関ゼミ 非営利組織・社会的企業による地域課題解決
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ゼミについて

★私たちの身の回りには、多くの地域課題がありますよね……

☆ゼミではどのようなことを学ぶの?

★シラバス

☆どんなゼミですか

★教員のプロフィール



★私たちの身の回りには、多くの地域課題がありますよね……


私たちの身の回りには、大小さまざまな地域課題がありますね。「気候変動」や「少子高齢化」のような、 グローバルな規模の大きなテーマも、じつは身近な生活に深くかかわっていたりします。
身近な課題といえば、あなたはどんなことを思いつきますか。たとえば、近くの小学校が統廃合になったとか、高齢者の交通事故が増えたとか。 あるいは、最近よく外国人を街中で見かけるようになったな…とか、レジ袋が有料化したな…とか。 コロナ禍のような災害で商売が成り立たなくなったお店が増えましたし、かつてインバウンド需要で盛り上がっていた観光業界も苦境に立たされました。
あなた自身も大きく影響を受けていたり、将来に不安を抱えていたりするのではないでしょうか。

地域課題は、決して遠い世界の他人事ではなく、自分事でもあります。
自分は若く健康で障害もない、という人は、高齢者や障がい者、乳幼児を連れた母親のことをなかなか想像しにくいでしょう。 しかし、たとえば怪我をして松葉づえや車いすを使うことになるリスクは、誰にでもあります。いったん自分がその立場に置かれると、 交通弱者の課題は自分事として痛感されることになります。

さて、多くの地域課題を解決するのは誰でしょう。
政府や自治体などの行政機関だけでは、全てを担いきれません。非営利組織(NPO)や社会的企業も、課題解決のための重要な担い手なのです。 ただ、行政機関とはやり方が少し違っていて、より自由度の高い、革新的で柔軟な試みができる点が強みといえます。

☆どのような分野を学ぶの?

広い意味では公共経営学の一部であり、非営利組織論や社会的企業論、NPO経営戦略論、地域活性化論、コミュニティビジネス事情などの科目で扱っている分野にまたがっています。
ただ、ゼミにおいては、特定の学問分野を体系的に身につけるというよりも、きわめて学際的というか、さまざまな学問分野にわたることになります。
ゼミ生の関心のあるテーマが、地域活性化のなかでも観光分野に焦点を置いていれば、観光学との接点が出てきますし、地域の環境保全とか子どもの貧困であれば、それぞれの分野との接点が生じます。
したがって、最初に学問分野があるのではなく、最初にあなたの関心のあるテーマがあって、そのテーマにふさわしい学問分野を見つけ出して活用していくという姿勢が重要です。

★2022年度 シラバス


研究課題


 非営利組織・社会的企業による地域課題解決

研究内容


(1)研究テーマ:このゼミでは、非営利組織(NPO/NGO)や社会的企業による地域課題解決を研究テーマとしています。 非営利組織や社会的企業は、教育、医療、福祉、まちづくり、スポーツ、途上国支援など幅広い分野で活躍しており、 私たちの生活と密接なかかわりがあります。  地域社会には、実に様々な社会問題や環境問題があり、解決を迫られていますが、そのためには国や自治体はもちろん、 非営利組織や社会的企業、営利企業、住民団体などが連携することが重要です。非営利組織や社会的企業は、 「こんなまちにしたい!」という一人一人の願いに始まり、多くの共感を得て、比較的自由な立場で意見を出し、 事業を創出できるのが強みです。

(2)2年生(演習T):2020年度から演習Tも始めることにしました。
 二つの活動の軸を設ける予定です。一つは、地域課題に関するテーマを各自が一つ選び、資料を調べて報告するというもので、 何をどう調べてまとめればよいのかというスキルを身につけることができます。もう一つは、地域で様々な活動をしている 非営利組織や社会的企業を一緒に訪問したり、活動している方を招いて話をお聞きしたりします。生協、労協、地域金融機関、 福祉団体、環境保護団体などを候補として考えています。2年生は任意で合宿に参加します。

(3)3年生(演習U):数名でグループを作り、地域課題に関する研究テーマを決めて調査研究を行います。 過去にどのような研究テーマがあったかは、小関ゼミのサイトを参照してください(「小関ゼミ」で検索すると出てきます)。
本や記事・論文などを幅広く集めて基礎知識を得るとともに、関係の団体や企業、自治体などを訪問して話を聞いたり、施設を見学 したりします。訪問先は、各自で探してアポイントを取り、事前に質問を書いて送るなどの準備作業を行いますので、 訪問インタビューの経験を積むことで自信がつきます。 夏季休暇中の合宿は、各グループが研究テーマに沿って訪問先を決め、合宿先の地域で訪問調査を行います。合宿先の地域の選定から レクまで全て、ゼミ生が話し合って決めます。過去の合宿の記録も、小関ゼミのサイトにあります。
他大学・他学部のゼミとの交流もあります。12月に合同の成果報告会を開き、プレゼンテーションを行います。翌年1月には、研究成果 の報告書を冊子にまとめ、配布します。

(4)4年生(演習V):各自がそれぞれテーマを自由に決め、卒業論文を執筆します。論文のテーマ⇒構成案⇒文献収集・現地調査 ⇒各章の執筆⇒加筆修正と、段階を追って下記進めます。メンバーが互いに助言しあい、励まし合います。教員による個別指導の サポート体制もあります。


参考文献


小関隆志『金融によるコミュニティ・エンパワーメント』ミネルヴァ書房、2011年
袖井孝子編『「地方創生」へのまちづくり・ひとづくり』ミネルヴァ書房、2016年

募集予定人員


10名程度。エントリーシートを提出します。入室試験当日は面接を行います。


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☆どんなゼミですか?

<いつやっているの?>
2年生のゼミ(演習T)は、火曜日の2時限(10:50-12:30)
3年生のゼミ(演習IIA/B)は、火曜日の5時限(17:10-18:50)
4年生のゼミ(演習IIIA/B)は、火曜日の4時限(15:20-17:00)
に行っています。

※4年生のゼミ(秋学期)は、卒業論文作成の個別指導を水曜日4時限に行います。



<ゼミ生の数は?>
現在(2022年度)の3年生は12名、4年生は15名です。
3年生のゼミの初回は、編入の希望者があれば、編入試験(面接)を行います。

<ゼミではどのように学ぶの?>

2年生のゼミでは、各自が関心のあるテーマについて調べて発表します。また全員でインタビューを行います。
3年生のゼミでは、数名のグループを作り、グループ単位で研究テーマを定めて、調査研究を行います。
自分の関心のあるテーマを見出し、本を読んだり、インターネットで検索したりして基礎的な情報を集めます。さらに、企業やNPO、自治体などに訪問したり、アンケートを行うなど、現地調査を行います。
これらの調査結果をまとめてプレゼンテーションを行い、最後にレポートをまとめます。
4年生のゼミでは、一人一人が卒業論文の執筆を行います。テーマと大枠の構成を決め、それに基づいて次第に中身を完成させていきます。

2022年度 3年生


2022年度 4年生


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★教員のプロフィール


小関 隆志(こせき・たかし)

・1971年、東京生まれ

<経歴>

・一橋大学社会学部卒(1994年)、同大学院社会学研究科博士課程修了(1999年)
・CRI:協同組合総合研究所 研究員(1996〜1999年)、
・法政大学 大原社会問題研究所 研究員(1997〜2001年)、
・特定非営利活動法人 建設政策研究所 研究員(2000年)、
・明治大学経営学部 専任講師(2001年〜2006年)、助教授・准教授(2006〜2018年)を経て
・現在、経営学部教授(2019年〜)。

<専門・研究業績>

・専門:NPO経営論、ソーシャル・ファイナンス論
・主な論文・著作など
  • 『金融におけるコミュニティ・エンパワーメント』ミネルヴァ書房、2011年
  • 『マイクロクレジットは金融格差を是正するか』(共著)ミネルヴァ書房、2016年
  • 『フードバンク』(共著)明石書店、2018年(共著)
  • 『生活困窮と金融排除』(編著)明石書店、2020年 ほか


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【連絡先】  小関隆志(こせき・たかし)研究室

〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
 明治大学 経営学部
TEL/FAX 03-3296-2085(研究室直通)
e-mail koseki@meiji.ac.jp