非営利組織・社会的企業による地域課題解決 | |||
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★私たちの身の回りには、多くの地域課題がありますよね……
☆どのような分野を学ぶの?
広い意味では公共経営学の一部であり、非営利組織論や社会的企業論、NPO経営戦略論、地域活性化論、コミュニティビジネス事情などの科目で扱っている分野にまたがっています。
★2022年度 シラバス
研究課題非営利組織・社会的企業による地域課題解決 研究内容(1)研究テーマ:このゼミでは、非営利組織(NPO/NGO)や社会的企業による地域課題解決を研究テーマとしています。 非営利組織や社会的企業は、教育、医療、福祉、まちづくり、スポーツ、途上国支援など幅広い分野で活躍しており、 私たちの生活と密接なかかわりがあります。 地域社会には、実に様々な社会問題や環境問題があり、解決を迫られていますが、そのためには国や自治体はもちろん、 非営利組織や社会的企業、営利企業、住民団体などが連携することが重要です。非営利組織や社会的企業は、 「こんなまちにしたい!」という一人一人の願いに始まり、多くの共感を得て、比較的自由な立場で意見を出し、 事業を創出できるのが強みです。 (2)2年生(演習T):2020年度から演習Tも始めることにしました。 二つの活動の軸を設ける予定です。一つは、地域課題に関するテーマを各自が一つ選び、資料を調べて報告するというもので、 何をどう調べてまとめればよいのかというスキルを身につけることができます。もう一つは、地域で様々な活動をしている 非営利組織や社会的企業を一緒に訪問したり、活動している方を招いて話をお聞きしたりします。生協、労協、地域金融機関、 福祉団体、環境保護団体などを候補として考えています。2年生は任意で合宿に参加します。 (3)3年生(演習U):数名でグループを作り、地域課題に関する研究テーマを決めて調査研究を行います。 過去にどのような研究テーマがあったかは、小関ゼミのサイトを参照してください(「小関ゼミ」で検索すると出てきます)。 本や記事・論文などを幅広く集めて基礎知識を得るとともに、関係の団体や企業、自治体などを訪問して話を聞いたり、施設を見学 したりします。訪問先は、各自で探してアポイントを取り、事前に質問を書いて送るなどの準備作業を行いますので、 訪問インタビューの経験を積むことで自信がつきます。 夏季休暇中の合宿は、各グループが研究テーマに沿って訪問先を決め、合宿先の地域で訪問調査を行います。合宿先の地域の選定から レクまで全て、ゼミ生が話し合って決めます。過去の合宿の記録も、小関ゼミのサイトにあります。 他大学・他学部のゼミとの交流もあります。12月に合同の成果報告会を開き、プレゼンテーションを行います。翌年1月には、研究成果 の報告書を冊子にまとめ、配布します。 (4)4年生(演習V):各自がそれぞれテーマを自由に決め、卒業論文を執筆します。論文のテーマ⇒構成案⇒文献収集・現地調査 ⇒各章の執筆⇒加筆修正と、段階を追って下記進めます。メンバーが互いに助言しあい、励まし合います。教員による個別指導の サポート体制もあります。 参考文献小関隆志『金融によるコミュニティ・エンパワーメント』ミネルヴァ書房、2011年 袖井孝子編『「地方創生」へのまちづくり・ひとづくり』ミネルヴァ書房、2016年 募集予定人員10名程度。エントリーシートを提出します。入室試験当日は面接を行います。 ▲TOPへ ☆どんなゼミですか?
<いつやっているの?> ★教員のプロフィール
<経歴>・一橋大学社会学部卒(1994年)、同大学院社会学研究科博士課程修了(1999年)・CRI:協同組合総合研究所 研究員(1996〜1999年)、 ・法政大学 大原社会問題研究所 研究員(1997〜2001年)、 ・特定非営利活動法人 建設政策研究所 研究員(2000年)、 ・明治大学経営学部 専任講師(2001年〜2006年)、助教授・准教授(2006〜2018年)を経て ・現在、経営学部教授(2019年〜)。 <専門・研究業績>・専門:NPO経営論、ソーシャル・ファイナンス論・主な論文・著作など
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