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今回は福岡にあるNPOや企業を訪問し、お話をうかがってきました。 ★合宿計画
☆報告 第1日
1日の流れ7:30 羽田空港駅改札にて集合 13:30 NPO法人 シニアライフサポートセンターを訪問 福岡市内のホテルにて宿泊
NPO法人 シニアライフサポートセンター訪問
★報告 第2日
1日の流れ
10:00 株式会社 ふくやを訪問(工場見学) 株式会社 ふくや訪問
ふくやフーズファクトリー見学合宿の2日目の午前中、私達は老舗の明太子創業メーカーであるふくやの工場を見学しに行きました。 ふくやは明太子創業メーカーの老舗の中の老舗、なんと明太子の創始者である川原俊夫さんが作った企業です。川原さんは韓国で食したタラコのキムチの味が忘れられず、それを日本人向けに作ったのが明太子なんだそうです。 当日の流れとしては、到着してからまずふくやのビデオを観ました。上記の話はそのビデオを観て知ったことです。その後、工場見学を始めました。流れ作業によって次々と明太子が作られていました。ここで私が一番感動したのは、機械がダンボールをたたんでいる所から組み立て、中に製品を積め運んでいたところです。 あれはやばいです。工場見学のあと最後に、質問の時間を設けていただきました。 質問が始まる前に試食があったことは言わずもがな… 質問にはとても親切丁寧に答えていただけました。とても優しい方達だったので、自分もふくやに就職したくなってきたことは言わずもがな… ありがとうございました。 <感想> ・工場見学はとても興味があったので、貴重な体験をさせていただきました。現在、食の安全が叫ばれ、同時に様々な食材の値上がりが懸念されています。このような世の中で、創業当時から根強い人気を持ち続けているのは、創業者である川原さんの意志を社員の方が受け継いでいるからなのだと思いました。食は自分と切り離せないものなので、真剣に考える良い機会になりました。 ・明太子の生産過程を間近で見学することができてとてもうれしかった。ベルトコンベアー好きにはたまらない体験です。 ・いつもと違い工場見学という形がメインとなったが、明太子のふくやという大勢が知っている会社の工場を見学でき、面白く貴重な経験ができた。自分の好きな明太子が、思っている以上に貴重な資源から色々な過程を経てできているものなんだという事を実感した。 ・工場見学にて、機械化が進んでいる所が興味深かったです。 ・工場見学と質問を行うことができた。近年、食の安全が叫ばれる中でふくやさんの品質管理の姿勢に驚いた。CSRがブームになっているからするのではなく、それ以前からステークホルダーのことを考えていることに感銘を受けた。 ・明太子工場『ふくや』は、安心・安全の徹底管理を行っているからこそ、あそこまでオープンな形で工場見学を行えるのだと感じました。何より明太子が大変美味しかった。 ・ふくやという会社がいかにお客様のことを第一に考えているのかというのが強く伝わってきました。 ・より多くのお客様に、安全でおいしい商品を提供していることが伝わってきました。そして、地域密着という形で、より企業としての向上を目指していると思います。明太子はとてもおいしかったです。
九州電力株式会社訪問ずっと先まで、明るくしたい 「快適で、そして環境にやさしい」そんな毎日を子供達の未来につなげていきたい そんな思いを持ち、九州電力は環境や地域も含め、また、グループ行動懸賞を制定するなど多くの分野で積極的にCSRに取り組んでいます。 さらに、CSR報告書の発行によりわかりやすく活動を伝え、改善点は翌年の活動計画に盛り込み、よりよい活動を行っています。 そうすることで、企業としても成長・発展することができる。 今後CSRの取り組みについても、企業を評価する際の重要な要素になると感じました。 <感想> ・会社一体となって、さまざまな社会的活動に従事していました。設備形成のためには、地域との密着が不可欠であるとのことで、電力を供給してもらう側として、深く共感しました。 ・一般的な企業と違った電力会社としてのCSRに対する意識を理解することができ、とても参考になりました。 ・自分達の生活になくてはならない電気を供給する側の会社の方にお話を伺う事ができ、また利益をどんどん稼ぐというイメージの企業とは少し違い、その地域の人々と密接に結びつき、結びつかなければならない性質からくる対応や方針を伺えた事で、普段は得る事のできない知識と経験を得る事ができた。 ・「事業自体に公共性がある=社会の成長が会社の成長に繋がる」というのは、他の一般企業にとってはどうだろうか、と考えさせられました。 ・電気というインフラを整備している会社ということもあり、非常に高い意識でCSRに取り組まれていると思いました。CSRレポートを拝見させていただき、ステークホルダーの中でも地域密着を心がけている姿勢が感じられた。 ・『九州電力』は、ライフラインである電力を商品として消費者に提供しているため、自分の中で、そこまで苦労せずに企業として成り立っているのではないかと考えていた。しかし、この企業は部門ごとにCSRに取り組み、その活動報告を冊子にまとめるなど普及にも力を入れていた。また、第3者による外部評価など、電気を商品として扱う企業としての使命を全うできるような社内体制にむけても現在取り組みんでいた。 ・九州電力はCSR活動をきっちりと幅広く行っていると感じました。他社の見本になると思います。 ・説明の中で、自社のマイナス面も含めて具体的な数字も示して、わかりやすく説明していただきました。CSRについて様々な分野に熱心に取り組んでいるので、これからも企業価値が向上していくと思います。他の企業でも積極的にCSRに取り組む必要があると思います。 ▲TOPへ
2日目の夕食は、福岡・中洲の水たき料理屋にて。
【連絡先】 小関隆志(こせき・たかし)研究室 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学 経営学部 TEL/FAX 03-3296-2085(研究室直通) e-mail koseki@meiji.ac.jp |